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トライオートETF投資で30万円チャレンジ【TQQQは取引停止】
トライオートETFとは、ETFの自動売買が可能なインヴァスト証券が提供しているトレードシステムです。
『ETFとはなんぞや?』という方は、まずは以下の動画で詳しく解説されているので視聴してみてください。
トライオートETFでは、日経平均、S&P500、ナスダック100、原油、ゴールドなど様々な銘柄に、レバレッジをかけて投資をすることができます。
数ある投資銘柄の中でも、ナスダック100指数と連動するETFであるQQQ(Invesco QQQ Trust Series 1(インベスコ QQQ 信託シリーズ1))にレバレッジをかけたETFである【ナスダック100トリプル】に注目が集まっていました。
ナスダック100トリプルは長期チャートで見て右肩上がりの値動きを形成しており、コロナショックも乗り越えて今後はさらに伸びてくると思われます。
というわけで、インヴァスト証券のトライオートETFで運用できるナスダック100トリプル(TQQQ)での30万円チャレンジでいくら稼げるか検証していきます!
と、言いたいところですが、2021年7月末まででナスダック100トリプル(TQQQ)の新規自動売買注文が停止になってしまいました…
悲報
- 2021年7月31日(土)04時56分以降、TQQQを使った新しい自動売買の発注はできない
- 2021年7月31日(土)04時55分以前に注文済のTQQQの自動売買は引き続き稼働できる
- 注文済みのTQQQ自動売買に関しては、注文価格・注文数・利確幅が変更可能
金融株トリプルで30万円チャレンジ
ナスダック100トリプル(TQQQ)の自動売買新規注文ができなくなってしまったので、別の銘柄で30万円チャレンジをスタートさせます。
代替え候補に上がったのが【金融株トリプル】です。
金融株トリプルもレバレッジ型ETFであり、TQQQと同様で対象指数の値動きの3倍の値動きをします。
金融株トリプルはTQQQより下落リスクが高いとされていますが、長期的に見る限りでは右肩上がりのチャートを形成しています。
ポイント
最悪無くなっても良いと割り切れる資金(30万円)で運用するべき
インヴァスト証券のトライオートETFに30万円突っ込んで、右肩上がりの金融株トリプルを稼働させるといくら稼げるのかを検証していくので、興味がある方は参考にしてみてください。
安定した資産形成を実現できる勝率の高い自動売買システムなので、コツコツと稼ぎ続けられると思っています。
インヴァスト証券でトライオートETF取引ができる
インヴァスト証券口座を開設すればトライオートETFで金融株トリプルを取引することができます。
証券会社は銀行と同じで口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは一切費用は必要ありません。
メモ
インヴァスト証券口座を開設する前に余剰資金を100万円は確保するべき
収入や金融資産がゼロで投資を始める方はいないと思いますが、あまりにも収入や金融資産の合計が少なすぎる場合は審査に落ちるかもしれません。
最悪無くなっても良いと割り切れる余剰資金で投資を行いましょう。
金融株トリプルの必要証拠金
トライオートETFの必要証拠金は変動制のため、日々前営業日の終値を元に算出されます。
ポイント
金融株トリプルが20ドルまで下落した場合の必要証拠金は500円
金融株トリプルの価格が0にらない限りロスカットしないように運用するには、必要証拠金と価格下落による含み損に耐える資金が必要になります。
必要証拠金に限っては、ロスカットレートを「0ドル」とするならば、1口当たり500円想定で考えても良いと思います。
トライオートETF設定『ほったらかし戦略』
インヴァスト証券のトライオートETFに30万円突っ込んで、右肩上がりの金融株トリプルを稼働させるといくら稼げるかを検証していきます。
トライオートETFは自動売買システムであるため、事前に運用設定をしておくだけで後はほったらかしておけば自動的にお金がチャリンチャリン入ってくることが期待できます。
パソコン画面やスマホ画面にチャートを広げて、上がる下がるを予想して注文する必要はありません。
どこまでの下落に耐える?
ロスカットされてしまう価格はコロナショック時につけた20ドル想定
ほったらかし戦略のレンジ幅
ナスダック100トリプルは2021年月8月時点では110ドル付近を推移しています。
今後なにが起こるかは分かりませんが、長期的には右肩上がりの指数なので、値が下がってもそのうち回復する信頼感があります。
ほったらかし戦略シーズン1で設定するレンジ幅は100~130ドルで仕掛けていきます。
メモ
ほったらかし戦略シーズン1のレンジ幅:上限130ドル・下限100ドル
注文レンジ幅を上限130ドル・下限100ドルにする理由は、米国ETFは取引の利便性を考え1口100ドル(=1万円前後)程度かそれ以下で取引できるよう価格設定がされるからです。
値段が上がりすぎたものは分割、下がりすぎたものは併合(分割の逆)をすることで価格が調整されるため、結局は120ドルくらいで落ち着きます。
ほったらかし戦略の本数
上記の理由で、ほったらかし戦略シーズン1で設定するレンジ幅は100~130ドルで仕掛けていきます。
次に、注文する本数を設定する必要があり、運用資金30万円でどれくらいの本数を仕込めるかを計算しなくてはいけません。
結論から言うと、ロスカット回避ほったらかし戦略の注文本数は『27本』です。
ロスカット20ドル想定
300,000円÷(95ドル×110円+500)=27.3本
必要証拠金500円に、100~130ドルの中央値は115ドルで、想定ロスカットラインの20ドルまでの値幅は95ドルで、為替レート円110円で計算して、運用資金30万円から算出した数字を割ることで注文本数を出しています。
キリよく30本仕込みたい場合は、資金35~40万円で運用をスタートさせても良いかもしれません。
トライオートETF設定は、レンジ上限とレンジ幅と本数を指定することができますが、値幅は指定することができません。
ほったらかし戦略の利確幅
ほったらかし戦略の利確幅は正直私自身も悩みどころです。
値動きに依存する戦略であるため、値が全然動かない時は稼ぐことができず、値が活発に動く時は利益を出すことができます。
値がほとんど動かない時に利確幅を広めにしていても利確されませんし、値がガンガン動いている時に利確幅を狭めにしていると少額しか稼げません。
最適な利確幅設定は悩ましいところですが、今回はとりあえずワンコイン狙いの500円(5ドル)にします。
メモ
ほったらかし戦略の利確幅は5ドル設定が最適?
金融株トリプルが取引レンジを外れたらどうする?
金融株トリプルが取引レンジである100~130ドルを外れてしまうと、新たな注文が入らなくなってしまいます。
ポイント
注文レンジを外れてしまった場合は、資金を追加入金して新たな注文を出すか、今までの注文レンジ範囲に値が戻ってくるのを待つ必要がある
もっと広く薄くトラップを仕掛ける方法もありますが、範囲を広げてしまうと注文値幅も広がってしまうためなかなか注文が入らなくなります。
取引レンジを上に突き破った場合
シーズン1の取引レンジをである100~130ドルを上に突き破った時は、新たな注文を仕込む必要があります。
【金融株トリプル月足チャート】
100~130ドルの範囲内で新規注文が入り、注文価格から5ドル上昇したら決済注文が入るように設定しているため、135ドルより上に上昇してしまうと完全に取引レンジを外れてしまいます。
なので、100~130ドルの自動売買注文を削除してしまい、新たに110~140ドルに自動売買注文を組み込みます。
135ドル以上に上昇した場合
100~130ドル自動売買注文を削除して110~140ドルの自動売買注文を発注
しかし、100~130ドルの取引きレンジよりも110~140ドルの取引きレンジのほうが、保有コストが高くなってしまうので再計算が必要です。
ロスカット20ドル想定
300,000円÷(105ドル×110円+500)=24.8本
必要証拠金500円に、110~140ドルの中央値は125ドルで、想定ロスカットラインの20ドルまでの値幅は105ドルで、為替レート円110円で計算して、運用資金30万円から算出した数字を割ることで注文本数を出しています。
取引レンジのコア(100~130ドル)を削除するため、110~140ドルが新たなコアになります。(コアの注文予算は30万円)
キリよく25本注文してもいいかもしれません。
取引レンジを下に突き破った場合
シーズン1の取引レンジをである100~130ドルを下に突き破った時は、新たな注文を仕込む必要があります。
【金融株トリプル月足チャート】
100~130ドルの範囲内で新規注文が入り、注文価格から5ドル上昇したら決済注文が入るように設定しているため、100ドルより下に下落してしまうと完全に取引レンジを外れてしまいます。
なので、100~130ドルの自動売買注文はそのままにしておき、新たに70~100ドルに自動売買注文を組み込みます。(資金を用意できる場合に限る)
100ドル以下に下落した場合
100~130ドル自動売買注文は保留で70~100ドルの自動売買注文を発注
100~130ドルの取引きレンジよりも70~100ドルの取引きレンジのほうが、保有コストは安くなるので再計算が必要です。
ロスカット20ドル想定
200,000円÷(65ドル×110円+500)=26.1本
取引レンジのコア(100~130ドル)は予算30万円で注文を出し、サブ(70~100)は予算20万円で注文を出していきます。
利益分は複利運用
トライオートETFを稼働させて発生した利益分は、新たな注文の種銭として利用していきます。(いわゆる複利運用)
シーズン1の想定取引レンジである100~130ドル範囲内にシングルでリピート注文を出します。
メモ
利益が13,000円を超えるごとに1枚追加していく
13,000円という金額は、130ドルからコロナショック時につけた20ドルまで下落した時に、ロスカットされないようにするために必要になる金額ですが、おおよその目安としては参考になる金額だと判断できます。
トライオートETFを稼働させて利益が130,00円以上積み重なった時点で、新たな注文をシングルカスタムで1枚追加していきます。
複利追加金額計算
110ドル×110円+500円=12,600円
想定取引レンジの上限は130ドルで、強制ロスカットラインを20ドルにして、130ドルから強制ロスカットラインの20ドルを引いた110ドルで計算しています。
トライオートETF30万円チャレンジまとめ
というわけで、インヴァスト証券のトライオートETFで運用できる金融株トリプルでの30万円チャレンジを2021年8月から稼働させます!
いくら稼げるかは別ページで毎週実績公開していくので、興味がある方はチェックしてみてください。
金融株トリプルは通常の3倍のスピードで動いてくれる銘柄であるため、今回の値動き依存の戦略にとても相性が良いと思います。
上手く稼ぐことができればセミリタイアも実現可能かもしれません。