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NZドル/円の自動売買30万円スタートプラン解説
FXとは【Foreign Exchange】の略称で、外国為替取引を証拠金で行う取引のことをいいます。
【証拠金】とは、取引を行う際に相手方に預け入れる担保金のようなもので、少ない資金で大きな金額を動かすことが可能。
証拠金で取引ができるFXは資金効率が良い為ため、レバレッジの効いた取引と表現されます。
ループイフダンは、設定次第では安定した資産形成を実現できる勝率の高い自動売買システムなので、コツコツと稼ぎ続けられると思っています。
当ブログでは、運用資金30万円スタート設定でNZドル/円(NZD/JPY)自動売買を稼働させるといくら稼げるかを検証していきます。
アイネット証券でFX自動売買取引ができる
アイネット証券口座を開設すれば、自動売買システム【ループイフダン】でトレードをすることができます。
証券会社は銀行と同じで口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは一切費用は必要ありません。
まずは貯金
FX証券口座を開設する前に余剰資金を100万円は確保するべき
収入や金融資産がゼロで投資を始める方はいないと思いますが、あまりにも収入や金融資産の合計が少なすぎる場合は審査に落ちるかもしれません。
取引する通貨ペアを選定
まずは、ループイフダンでどの通貨ペアを取引するかを選定する必要があります。
このページでは【NZドル/円(NZD/JPY)】の自動売買設定を解説していきます。
選定ポイント
- 長期的レンジ相場
- 最高値から最安値までの範囲が狭い
- 値がよく動く
現在の価格帯が過去10年間を振り返って中央くらいに位置していることと、長期的に見てレンジ相場になっていることが決め手になりました。
値が上がり続けていたり下がり続けている通貨ペアは、保有ポジションが永遠に利確できない可能性があります。
他の通貨ペアと比べて過去最高値から過去最安値までの範囲が比較的狭く、ボラティリティもそれなりに期待することができます。
FX自動売買は含み損ありきで運用していかなくてはいけないため【長期的にレンジ相場・範囲が狭い・値動きが活発】である通貨ペアを選ぶべきです。
NZD/JPYの過去最高値・過去最安値
2000頃~2021年のNZドル/円の月足チャートです。
2002年以降(過去20年間)の最高値は97.75円で最安値は44.421円になります。
NZD/JPY
- 過去最高値:97.75円
- 過去最安値:44.42円
NZドル/円は他の通貨ペアと比べるとスプレッドが小さく値動きも活発なこともあり、何度も繰り返し売買を行う自動売買システムに有効的。
2002年以降の長期チャートを見る限りでは、1NZドル75円を中心として上がったり下がったりしていることが分かります。
NZドル/円を自動売買でのロング(買い)で仕込んでいく場合、過去20年間の最安値である44円まで下がっても強制ロスカットされないように資金管理をしていく必要がありますが、多額の運用予定額が必要になってしまい資金効率が悪くなってしまいます。
そこで今回のチャレンジでは、約60円(コロナショック時の価格)まで耐えられる想定で設定を組みます。
NZD/JPY運用戦略の注文上限
NZドル/円の自動売買運用戦略で設定する注文価格は【中央値80円より下で】仕掛けていきます。
運用プラン
NZD/JPY運用戦略の注文上限は中央値80円
リーマンショック時に大きく下落して水面下を漂った2008~2012年を除くと、80円を中央値として大体70~90円の間をウロウロしていることが分かります。
2020~2021年のコロナショック時でも1NZドル60円で踏みとどまったことから、60円のサポートラインはかなり厚いと思われます。
そのようなことから、80円を中央値としてラインを引き、そこから上下に1円刻みのコアレンジで取引をしたいところですが、NZドル円はショート(空売り)でポジションを保有するとマイナススワップが発生します。
マイナススワップ値はFX業者によって異なりますが、1万通貨あたり1日-5円程度の損失が発生するため、保有数量が多くなればなるほどジワジワ苦しめられることに…
マイナススワップは精神衛生上避けたいため、NZドル円運用戦略ではショートポジションは保有せず、中央値の80円を下回っている時だけロングポジションを仕込んでいくスタイルで攻めていく考えです。
NZD/JPY運用戦略の注文本数とロット数
注文する本数を設定する必要があり、運用資金30万円の運用プランでどれくらいの本数を仕込めるかを計算しなくてはいけません。
注文本数とロット数
- 注文本数:80円以下から10本
- ロット数:1本あたり0.2万通貨
この本数とロット数であれば、安値は1NZドル63円くらいまで耐えることができます。
NZD/JPYの注文内容詳細
ループイフダンでのNZドル/円の注文内容は以下の通りです。
ループイフダン注文内容
- 売買システム:B100(NZD/JPY)
- 損切設定:損切なし
- 取引数量:2
- 最大ポジション数:10
ロングを80円以下のタイミングで注文をして、ロスカットレートを私が想定した安値(約60円)にした場合の注文内容になります。
ループイフダンは、注文して取引を開始した価格からのスタートになってしまうため、注文範囲を指定することができません。
例えば現在値が78円の場合は、78円から1円ずつ下がるごとに新規注文が入ります。
ループイフダンのNZドル/円運用30万円プランは、80円以下のタイミングに限り行うようにしましょう。
取引予定注文レンジを外れたらどうする?
当然ながら、今後NZドル/円が中央値付近から大幅に値が動くこともあると思います。
運用資金を30万円までに制限して安全に運用するのであれば、限られたレンジ幅でしか注文を出すことができません。
注文レンジを外れた場合
- 資金を追加入金して新たな注文を出す
- 注文範囲に値が戻ってくるのを待つ
もっと広く薄くトラップを仕掛ける方法もありますが、少額の運用資金で範囲を広げてしまうと注文値幅も広がってしまうため、決済どころかなかなか注文すら入らなくなります。
日々の節約で毎月の給料を少しでも余らせることを重視して、入金力を高めていきましょう。
かなりゆとりを持った運用プランであるため、注文レンジから外れてしまいそうになってから、どうするのかを検討しても遅くはないと思います。
NZD/JPY運用戦略の利確幅
ループイフダンは注文幅と利確幅を別々に指定することができません。
値動きに依存する戦略であるため、値が全然動かない時は稼ぐことができず、値が活発に動く時は利益を出すことができます。
今回紹介した【B100】は100pipsの間隔で注文と利確が繰り返されます。
値がほとんど動かない時に利確幅を広めにしていても利確されませんし、値がガンガン動いている時に利確幅を狭めにしていると少額しか稼げません。
最適な利確幅
週平均1回決済されるくらいの利確幅に調整
運用資金30万円でループイフダンを稼働させるのであれば、100pips間隔くらいが無難だと思われます。
資金効率を上げる方法
今回紹介した運用プランに他の運用プランをプラスすると、資金効率を上げることができます。
NZドル/円はロング(買い)のみでトレードする運用プランなので、同じような値動きをする通貨ペアをショート(空売り)で組み込んで、30万円で2つの通貨ペアを運用しようという考えです。
30万円で1つの通貨ペアを稼働させておくよりも、30万円で2つの通貨ペアを稼働させておいたほうが理論上は資金効率が2倍にアップします。
完全に同じ動きをするわけではないため多少リスクもアップしますが、試してみる価値はあると思います。
NZD/JPYトレードの30万円運用プランまとめ
今回紹介した運用プランで、いくら稼げるかは別ページで毎週実績公開していきます、興味がある方はチェックしてみてください。
NZドル/円は値動きがまあまあ活発な通貨ペアであるため、特徴を捉えることができていれば値動き依存の戦略にとても相性が良いと思います。
上手く稼ぐことができればセミリタイアも近づくかもしれません。