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現代人は90歳まで働くことになるかもしれない
90歳の人を見たことがないのだろうかと思わざるえお得ない程、えげつない発言をした政治家がいるようです。
私たちはこれからすごく長寿の時代を生きることになり、たとえば100歳まで生きるとすると90歳くらいまで働くことになるという考えによる発言内容です。
ちなみに、平成30年時点での日本人の平均寿命は女性87歳・男性81歳だそうです。
引用元:シニアガイド
一つの会社で働き続けられるとは限らないので、どこかのタイミングで転職をすることになるかもしれません。
そうなると変化の激しいこれからの時代は、何でもできて専門性がある技術を持っている人が生き残ることができると。
この方の発言には、労働者側からの視点から見るとどうしても引っかかってしまう部分が多いのではないでしょうか。
何でもできる人がお金を稼ぐことができるのは当然だとは思いますが、そのような世の中にしたのは労働者ではなく政治家だと思ってしまうところがあります。
竹中氏の発言
竹中氏の発言をまとめると以下の通りです。
発言内容
- 100歳まで生きるなら90歳くらいまでは働くことになる
- 誰もがどこかで転職をすることになる
- 専門性を身につけていない人は生き残れない
- 何をしたいかを明確にして自身をプロデュースすることが重要
竹中氏の発言を受けて、90歳くらいまで働くというその年齢の実現性に対するの批判が多かった模様。
会社が最後まで面倒を見てくれない
自分自身で専門性のあるスキルを身に付けていかないと、これからの時代を生き残ることはできないから、早いうちから自分の「コンパス」を持つことが必須となってくると、とある政治家がおっしゃっています。
様々な見方があるのですが、製造業への派遣を解禁したことなどによって非正規雇用者が増加した政策を実行したのは、労働者ではなく政治家です。
派遣社員増加
2004年3月に施行された改正労働者派遣法により適用対象業務が拡大
政治家が「会社が今までのように100%面倒見てくれない苦しい時代」「専門性が身に付いていない人は生き残れない」等と言っているのは可笑しな話です。
90歳まで働け発言を100%否定できない
とはいえ、この政治家の発言が100%間違っているとは言えない部分もあります。
世の中には奴隷かのような低賃金労働を強いられる仕事しかないのかといえばそうではありませんし、日本に住んでいる住民が全員貧乏かといえばそうでもありません。
毎年億単位のお金を稼いでいる人がゴロゴロいるのも事実。できる人はどこまでも上に登っていくことができます。
なんでもかんでも政治のせいにする前に、自分自身で貧乏からの脱出法を模索することのほうが大事なのではないでしょうか。
90歳まで働ける人は限定的
なんでもかんでも政治家が悪いとは言えませんが、さすがに90歳まで働くのは勘弁願いたいところではあります。ていうか無理です。
90歳で心身ともに元気なご老人はほんの一握りだと思いますし、外を自力で歩けるだけでも大したものなのではないでしょうか。
90歳どころか、40歳を過ぎたあたりから老化を感じる人も少なくありません。
引用元:マイナビニュース
雇う側である会社も、超高齢の方に仕事を任せるのはリスクしかないですし、まずもって70歳以上の方を簡単には雇わないと思います。
90歳まで働くことができない人は、どうやって生きていけばいいのかが明確にされていませんし、何よりも一番恐ろしいことが、この常軌を逸した思想を持っている政治家がそこまで少数派ではないと思わせるところです。
消費税も10%に上がり、これからも税金は上がり続けることがほぼ確定しています。
早期リタイアのメリット・デメリット
早期リタイアのメリットとデメリットは以下の通りです。
早期リタイアのメリット
- 自由な時間が増える
- 仕事をするストレスがなくなる
- 社会との距離感を自分で調節できる
早期リタイアのデメリット
- 保障や福利厚生がなくなる
- 社会的な信用が低下する
- 年金受給額が少なくなる
早期リタイアのメリットは、会社での労働がから解放されることで自由な時間が増えます。
早期リタイアのデメリットは、社会的な信用が低下することでマイホームの購入などによるローンを組むことが難しくなります。
まずは生活費の見直しから始めよう
家計の金融行動に関する世論調査の対象になったのは2,500世帯。
その2,500世帯中約1,000世帯は保有資産が0円という調査結果が出ています。
つまり、資産を全く保有していない世帯が約4割もいるということで、毎日その日暮らしのギリギリの生活をしている人は結構いるというとこですね。
メモ
90歳まで働かせる気が満々な政治家がいる中、資産を保有せずにギリギリで生きている人の割合が結構多い
収入>支出を徹底するべき
『水をいれても、穴がたくさん開いていれば水が貯まらない』という格言の通りで、どれだけ収入が多くてもその分支出も多ければお金は貯まっていきません。
もちろん収入を増やすことも重要ですが、支出を減らすことのほうが手っ取り早く余剰資金を生み出せます。
90歳まで働くのが嫌であれば、今のうちに危機感を持って水が(お金)が流れ出ている穴を塞いでしまいましょう。
ポイント
支出が収入以下になるようにお金を使えば必然的にお金は貯まっていく
まずは生活費の見直しから始めて、90歳まで働かずに済むようにお金を貯めましょう。
お金に働いてもらう
会社労働から抜け出すには、とにかく資産を増やして運用して複利で回していく必要があります。
投資の世界は非常に複雑ですが、勉強すればするほど様々な投資方法があることが分かってきます。
私は、収入源の一つとしてFX投資を組み込んでいます。
FXはハイリスクハイリターンで投資ではなく投機とも言われていますが、やり方次第では収入源の一つになり得ます。
投資はリスクですが会社に命を握られ続けるほうがハイリスク。
月単位に少しずつ利益を出すことに特化(ローリスクローリターン)すれば、大損失を被る可能性は限りなく低くなります。
FX投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。
人生ハードモードにならないために
なんでもかんでも政治が悪いとは言えませんが、さすがに90歳まで働くのは勘弁願いたいところではありますよね。
雇う側の会社も、超高齢の方に仕事を任せるのはリスクでしかなく、70歳以上の方を簡単には雇わないと思います。
どれだけ専門性を身に付けていたとしても90歳まで働くのはほぼ無理。(私は絶対無理)
このような常軌を逸している思想を持っている政治家が、そこまで少数派ではないように思えてならないところに恐怖を感じざるをえません。
90歳まで働かせる気が満々な政治家がいる中、資産を保有せずにギリギリで生きている人の割合が結構多いのも事実。
高齢まで働かずに済むように、人生イージーモードで過ごせるように、早めに危機感を持って水が(お金)が流れ出ている穴を塞ぐことに注力しましょう。