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CFDの権利調整額投資とは
CFD銘柄の一部には【権利調整額】という株式投資でいうところの配当金のようなものが発生するものがあります。
決められた日の取引終了まで株を保有していると、お金を受け取る権利を得ることができます。
メモ
配当金は事業利益の一部を株主に配当という形で還元するお金
CFDで株を保有していてもその銘柄の株主ではありませんが、権利調整額として配当金のような形で入金されます。
当ブログでは、CFDで権利調整額が発生する銘柄をコツコツ買っていくことでいくら稼げるのかを検証していきます。
CFD投資に興味がある方は参考にしてみてください。
GMOクリック証券でCFD取引ができる
GMOクリック証券の証券口座を開設すればCFD取引することができます。
国内でCFD取引をするのであれば、まず第一にGMOクリック証券の口座を開設することをオススメします。
証券会社は銀行と同じで口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは一切費用は必要ありません。
メモ
資産運用をするには金融資産100万円以上・投資経験3カ月以上が最低ライン
収入や金融資産がゼロで投資を始める方はいないと思いますが、あまりにも収入や金融資産の合計が少なすぎる場合は審査に落ちるかもしれません。
投資は必要資金には手を付けずに余剰資金で行うようにしましょう。
権利調整額が発生しない配当株もある
CFDでは、配当の権利が確定したその日(日本時間では翌日朝)にすぐさま入金されます。
現物株で高額配当が期待できる銘柄であっても、CFDでは権利調整額が発生しないものもあります。
メモ
GMOクリック証券のサイト内で権利調整額の一覧を見ることができる
【金利調整額一覧表の場所】
- GMOクリック証券にログイン
- CFDメニューのインフォメーションをクリック
- インフォメーションページを下にスクロール
権利調整額狙いの銘柄選定をする
GMOクリック証券で取引ができつつ権利調整額が発生する銘柄の中から、今後運用していく銘柄を選定します。
メモ
米国株は主に年4回(3カ月ごと)、中国株は主に年1回の権利調整額が発生する
株価が安定していて、配当利回りが高く、必要証拠金等のコストが低く、今後も継続して配当を期待できる銘柄を選定したところ、米国個別株の【AT&T】が第一候補にあがりました。
配当金狙い戦略のレンジ幅
AT&T相場の月足チャートで10年間を振り返ってみると、大体20~44ドルの間を推移しています。
20ドルにサポートライン、32ドルにセンターライン、44ドルにレジスタンスラインを引くとすると、20~32ドルのレンジ範囲内に推移している時に買っていきたいところ。
メモ
AT&T相場が32ドル以上に位置している時は買わないほうが無難か
32ドル以上に位置している時は手を出さないようにして、32ドル以下に位置している時だけ買っていきます。
配当金狙い戦略の本数
上記の理由で、配当金狙い戦略シーズン1で設定するレンジ幅は20~32ドルで仕掛けていきます。
次に、注文する本数を設定する必要があり、いくらあればどれくらいの本数を仕込めるかを計算しなくてはいけません。
注文最高値32ドルで1枚買う場合、ロスカットレートを5ドルに設定すると拘束証拠金は約3,500円かかります。
メモ
配当金狙い戦略の注文本数は投資家の運用資金による
したがって、ロスカットレートを1ドルにして1枚あたり4,000円で見積もっておけば強制ロスカットされる可能性は限りなく低いと考えられます。
配当金狙い戦略の買う枚数
配当金狙いで買う枚数は、やはり運用資金によるところがあります。
例えば、運用資金が1000万円ある人と100万円の人とではリスク許容度に差があります。
今回私が検証していくうえで、配当金狙い戦略による買う枚数は1日2枚までに設定します。
メモ
配当金狙い戦略で買っていく枚数は1日2枚設定
【AT&T株32ドル以下のおおまかな証拠金一覧表】
AT&T価格 | 拘束証拠金 | 必要証拠金 | 任意証拠金 |
32ドル | 約6,700円 | 約1,400円 | 約5,300円 |
31ドル | 約6,500円 | 約1,400円 | 約5,100円 |
30ドル | 約6,200円 | 約1,300円 | 約4,900円 |
29ドル | 約6,000円 | 約1,300円 | 約4,700円 |
28ドル | 約5,600円 | 約1,200円 | 約4,400円 |
※2枚あたりの証拠金
※必要証拠金と任意証拠金のが合計が拘束証拠金
※ロスカットレートは5ドル
たとえば、30ドルあたりで2枚買う場合は約6,200円用意しておけば、5ドルまで下がっても耐えられる計算です。
配当金狙い戦略の利確値
配当による利益をインカムゲインと呼び、値動きによる利益をキャピタルゲインと呼びます。
配当金狙い戦略はあくまでも配当による利益であるインカムゲインでお金を増やしていくことがメインであるため、値動きによる利益であるキャピタルゲインには期待しないようにします。
32ドル以上に位置している時は手を出さないようにして、32ドル以下に位置している時だけ買っていくため、もし価格が32ドル以上に上がった時は一旦利確します。
メモ
AT&T相場が32ドル以上に上がった時は全部利確する
32ドル以下に位置している時に買い集めていき、32ドル以上に位置している時は一旦全て売ってしまいます。
配当金狙い戦略の買うタイミング
AT&TのCFD銘柄を買うタイミングは、米国市場が開いている時であればいつでもOKです。
取引レンジ幅である20~32ドルの範囲内に位置しているのであれば、買うタイミングはいつでもかまいません。
メモ
注文を出すタイミングは米国市場が開いている時
たとえば、寝る前に成行注文をしても良いですし、好みの価格で指値注文を入れておいても良いです。
強いて言えば、取引開始直後と終了間際はスプレッドが開くことが多い、できればそれ以外の時間帯で注文したいです。
権利調整額投資でコツコツ稼ぐ方法を検証
というわけで、GMOクリック証券で取引ができるCFDの権利調整額を狙って2021年7月から運用検証していきます!
いくら稼げるかは別ページで毎週実績公開していくので、興味がある方はチェックしてみてください。
枚数をコツコツ増やしていくことで、月4回ある配当金発生日で入金される利益と、32ドル以上に上がった時に利確する利益の二重取りに期待できます。
AT&T相場はリーマンショックコロナショック時でも20ドルを下回っていないため、ロスカットレートを10ドル以下に設定しておけば強制ロスカットリスクは軽減されるはず。
上手く稼ぐことができればセミリタイアも実現可能かもしれません。