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CFDの仕組みや基礎知識を徹底解説
【CFD】というワードは、株式投資やFXをやったことがある方なら聞いたことがあると思います。
CFDとは【Contract For Difference】の頭文字をとった略語で、日本語に訳すと【差金決済取引】となります。
実はFXもCFDの一部であり、FXはCFDの中の通貨に絞った金融商品です。
CFDは、通貨だけではなく世界の株価指数、米国や中国の個別株、金や原油などの個別商品までカバーしているレバレッジ投資です。
このページでは、CFDの仕組みや基礎知識、リスクなどを解説していくので、CFD投資に興味がある方は参考にしてみてください。
様々な投資対象にレバレッジをかけられる
CFDは、様々な投資対象にレバレッジをかけて投資をすることがができる差金決済取引です。
実はFXもCFDの一部であり、FXはCFDの中の通貨に絞った金融商品です。
てこの原理
レバレッジをうまく活用すると、少ない資金で多額の利益を獲得することが可能になるため、効率良く資産を増やしていけるチャンスが出てきます。
レバレッジ投資とは
レバレッジという言葉は『てこの原理』といった意味があり、担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を動かして取引が可能です。
少しの力で大きな作用が生み出せるテコの原理を、投資の世界で使われています。
計算方法
レバレッジ比率が10倍の銘柄であれば、元手10万円で100万円分の投資ができるため、少額の資金でも大きな額の取引ができる仕組みです。
売り(ショート)からでも投資できる
CFD取引は、『買い(ロング)』だけではなく『売り(ショート』からでも投資をすることができます。
売る
通常の株式取引の場合は、株を買うことはできて売りから入ることはほとんどありません。
『買う』という行為はイメージができると思いますが、何も持っていない状態で『売る』という行為には慣れるまでは違和感があるのではないでしょうか。
24時間取引可能
通常の株式投資と違い、CFDは世界中にはかならずその時間に開いているマーケットがあるため、リアルタイムで取引可能な市場と向き合うことができます。
会社員の場合は、日本株を買おうと思っても取引時間は就業時間中なので、取引はなかなか難しいのではないでしょうか。
厳密には24時間取引可能ではないのですが、ほぼ1日中リアルタイムで取引ができるのがCFDの魅力の一つ。
CFDにも配当金がある
正確には、配当金とほぼ同じような『権利調整額』というものがあります。
配当金とは、会社が得た利益の一部を株主へ支払うものであり、CFDで株を保有していても株主ではないため、権利調整額という配当金ではなく配当金と似たようなものがもらえます。
配当金と権利調整額はほぼ同じで、決められた日の取引終了まで株を保有していると、権利調整額という名の配当金を受け取る権利が発生します。
CFDのリスク
『CFD=危険』のイメージは、レバレッジを効かせられる信用取引がゆえに、残高以上の取引ができるところから出てきているのだと思われます。
予期せぬ大暴落または大暴騰で保有ポジションの含み損が拡大してしまうと、自身の口座の証拠金維持率が証券会社が定める最低水準以下になると、トレードをしている証券会社から追証を求められます。
証拠金取引
保有ポジションが全て強制ロスカットされてしまうと、証券口座の残高が0円以下になってしまいます。
まずはきちんとシステムを理解してから、CFD取引を始める必要があります。
GMOクリック証券でCFD取引ができる
GMOクリック証券の証券口座を開設すればCFD取引することができます。
国内でCFD取引をするのであれば、まず第一にGMOクリック証券の口座を開設することをオススメします。
証券会社は銀行と同じで口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは一切費用は必要ありません。
口座開設の最低条件
収入や金融資産がゼロで投資を始める方はいないと思いますが、あまりにも収入や金融資産の合計が少なすぎる場合は審査に落ちるかもしれません。
投資は必要資金には手を付けずに余剰資金で行うようにしましょう。
CFD取引の仕組みまとめ
CFDは、通貨だけではなく世界の株価指数、米国や中国の個別株、金や原油などの個別商品までカバーしているレバレッジ投資です。
レバレッジをかけられることによって、少額の資金を元手に数倍~数十倍で投資をすることが可能になっています。
レバレッジを効かせられる信用取引がゆえに、残高以上の取引ができるところがCFDのリスクでもあります。
とはいえ、資金効率面のメリットは捨て置けないので、まずはきちんとシステムを理解してからCFD取引を始めたいところですね。
毎週CFD取引の運用実績を公開しているので、興味がある方はチェックしてみてください。