証券会社が提供しているツールに、自動でFXの売買を繰り返してくれる【自動リピート売買システム】があります。
為替レートの一定間隔ごとに新規注文と決済注文を自動的に繰り返し、同じ価格帯の価格の上下の繰り返しによる利益を狙うことができます。
手動トラリピ(手動リピート売買)とは、IF-DONE(イフダン注文=IFD注文)を自身の裁量で発注する注文方法です。
手動トラリピは決済されるたびに再度注文をする必要がありますが、スプレッドが狭くスワップが多いといった条件の良いFX会社を選んでトレードをすることができます。
目次
【2023年7月】手動トラリピFX投資のトレード実績をブログで公開
2023年7月の手動トラリピFX運用実績は以下の通りです。
損益合計
- 売買損益:+803円
- スワップ:±0円
- 損益合計:+803円
保有ポジションが利確されれば利益を出すことができ、値が動けば新規注文が入るため今後の利益が期待できます。
FXの手動トラリピは値動きに依存した戦略であるため、値が動かないことで利益が出ない週もあるのは致し方ありません。
長期的にレンジ相場を形成している通貨ペアでトレードをすれば、値が下がっても上がってもいずれは中央付近に戻ってくる信頼感があります。
手動トラリピFXの運用実績
2023年の連続予約注文FX運用実績は以下の通りです。
運用週 | 期間損益 | 評価損益 | 口座残高 |
2023年1月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2023年2月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2023年3月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2023年4月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2023年5月 | +1,592円 | -906円 | 301,592円 |
2023年6月 | +6,550円 | -3,942円 | 308,142円 |
2023年7月 | +803円 | -18,707円 | 601,865円 |
合計 | +8,945円 | -18,707円 | 601,865円 |
備考欄
- 5月:30万円で手動トラリピスタート
- 7月:30万円追加入金
- 7月:NZドル/米ドル追加
理想としては、毎月利益を出していきたいところですが、働いたら働いた分だけ貰える会社の給料と同じ感覚で投資をするのは危険。
かなり安全に配慮した設定で運用しているため爆発力はありませんが、銀行にお金を預けているだけよりかは少しずつ増えていっています。
世界一の株式投資家と言われるウォーレン・バフェットでも利回り約20%と言われており、それ以上の利益率を求めるのはリスクの取りすぎになります。
手動トラリピFXのポジション保有状況
手動トラリピFXのポジション保有状況は以下の通りです。
※2023年8月1日時点
建玉数量
- NZドル/米ドル(買):0.2万通貨
- 米ドル/スイスフラン(買):0.6万通貨
長期的に狭い範囲内でレンジ相場を形成している通貨ペアでの運用は、強制ロスカットにならないように資金管理を徹底すれば、着実に利益が積み重なっていくはずです。
一般人には値動きを予想することはできないという前提のもと、少額取引でコツコツと利益を拾っていく戦略です。
手動トラリピは裁量でポジションを保有していく手法なので、証拠金維持率に余裕をもってトレードをするようにしましょう。
手動トラリピFXの口座状況
手動トラリピFXの口座状況は以下の通りです。
※2023年8月1日時点
口座状況
- 口座残高:601,865円
- 評価損益:-21,769円
- スワップ:+3,062円
- 維持率:1,412%
手動トラリピは含み損ありきでトレードをしていくことになりますが、保有ポジションの決済のターンがくれば利益を出すことができます。
相場がどのような動きをするのか完璧な予想ができない以上、ある程度の含み損には耐えられる資金を口座に入れておく必要があります。
とりあえず運用資金30万円でスタートしていますが、証拠金維持率が300%を下回った場合は、新たに追加入金して維持率を500%程度にまで回復させます。
手動トラリピFXの運用戦略
運用戦略
- 通貨ペア:米ドル/スイスフラン
- 注文範囲:0.70~0.95フラン
- 注文間隔:0.01フラン刻み
- 利確幅:0.01フラン(100pips)
- 証拠金維持率:300%以上キープ
想定している注文範囲を外れた場合は、取引通貨ペアの設定見直し・変更を行います。
含み損を抱えながら利益を出していく運用プランなので、設定を組む段階で資金を用意しておく必要があります。
手動トラリピFXをする口座開設の手順・流れ
FX口座を開設する方法は以下の手順です。
ポイント
- 口座開設に必要なものを用意する
- 口座開設申し込みをする
- 本人確認書類を提出する
- 審査完了まで待つ
- 入金して取引を開始する
FX口座の開設申し込みを週明けの月曜日にすれば、ログインID・パスワードが書かれた書類が届く日数が早まります。
詳しくは別ページで解説しているので参考にしてください。
手動トラリピのおすすめFX口座
手動トラリピをする際のおすすめFX口座は、実際に私が手動トラリピで利用している【トレイダーズ証券 みんなのFX】です。
米ドルやユーロなどのメジャー通貨はかなり低スプレッドに設定されており、高金利通貨は最高レベルのスワップポイントを提供しています。
1,000通貨単位からトレードできるFX会社であれ、少額取引をしたい人におすすめできるFX会社です。
ポイント
- スプレッドが狭くスワップが多い
- 少額取引が可能
- シンプルな取引ツール
- 充実したサポート体制
口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは一切費用は必要ありません。
FXは生活に支障が出ない余剰資金の範囲内で取引を行いましょう。
ランダムウォーク理論の存在
ランダムウォーク理論とは、株価の値動きは常にランダムであるため上昇も下降も同様の可能性で発生するという理論です。
1990年にノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコウィッツ氏が発表したもので、「過去の値動きからは将来の値動きや方向性を予測することは不可能」という考え方です。
注意
投資の専門家と猿の運用成績はそこまで変わらないという理論
投資のプロでも相場の値動きを完璧に予測することは困難であるため、専門家でも素人でも勝てる時もあれば負ける時もあります。
過去のトレンドやデータによって将来の値動きを予測できるのであれば、テクニカルを勉強さえすれば誰でも億り人になれてしまいます。
FXの聖杯は存在しない
FXの聖杯とは、FXトレードで誰でも100%勝てる手法のことです。
100%勝てるFX手法はこの世に存在しないため、聖杯探しをしている人をターゲットにしている悪徳業者に騙されてはいけません。
ポイント
聖杯は探すものではなく自ら作り上げるもの
誰でも100%勝てる聖杯は存在しませんが、FXで資金を少しずつ増やしていくことは可能です。
FXはルールを守れば勝てる
FXトレードでのルールの決め方や具体例は以下の5つです。
ポイント
- 取引する時間帯
- 取引する通貨ペア
- ポジションサイズ
- エントリータイミング
- 利確と損切りタイミング
自分で決めたルールを守って取引することで、一時的に損失が出たとしてもルールを改善すればトータル収支をプラスにできる自信を持つことができます。
安定して利益を出し続けているFXトレーダーは、自分で作ったルールに従って取引することで、勝っても負けても一喜一憂せずに淡々と取引をする特徴があります。
手動トラリピFXの運用実績まとめ
手動トラリピ(手動リピート売買)とは、IF-DONE(イフダン注文=IFD注文)を自身の裁量で発注する注文方法です。
手動で自動売買風に注文を繰り返すことで、含み損を抱え込みすぎないことを意識して利益を狙えます。
手動トラリピは決済されるたびに再度設定をする必要がありますが、スプレッドが狭くスワップが多いといった条件の良いFX会社を選んでトレードをすることができます。
このページを読んで手動トラリピFXに興味が出た人は、FX口座の開設を検討してみてはいかがでしょうか。
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最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。