投資アノマリー

【節分天井彼岸底とは】株は2月に上がり3月に下がる?【投資アノマリー】

【投資アノマリー】節分天井彼岸底

2・3月の投資アノマリー【節分天井彼岸底】というワードを、投資をしたことのある人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

投資アノマリーとは、はっきりとした理論的な根拠を持つわけではないにもかかわらず、経験的に観測されているマーケットの規則性のことです。

 

有名なアノマリーの一つに、金曜ロードショーでジブリ作品が放映された翌週の月曜日は株や為替が大荒れするという『ジブリの法則』というものがあります。

 

年明け新春から始まった強い相場が続くのが2月の節分までで、その後は3月の彼岸の時期まで下落しやすい傾向があるという意味です。

 

アノマリー現象とは

 

マーケット(相場)の動きを予想することは投資のプロでも難しいことです。

 

相場との相関関係を合理的な説明できないものの、投資家が参考にしている経験則をマーケットから読み取ることができ、それがアノマリー現象と呼ばれています。

 

過去の傾向や季節性に基づいているからこそ、アノマリーを参考にしている投資家も多いのではないでしょうか。

 

アノマリー現象は、直接的にマーケットに影響を及ぼすわけではありませんが、過去の経験則や季節性からある程度の値動きを予測できると言われています。

 

アノマリー現象を信じて投資をするのも一つの方法かもしれません。

 

節分天井彼岸底の本当の意味

アノマリー通りに株価が変動するかどうかは誰にも分からず、アノマリーに逆らって値が動く可能性もあります。

 

元々の節分天井彼岸底の意味はお米の相場パターンからきているアノマリーだと言われています。

 

お米の価格が節分(2月)の時期に天井をつけて、彼岸(3月)の時期に底を打つ傾向があることから、株式投資でもそれに当てはめて言い伝えられてる模様。

 

しかしながら、お米の相場と株式全体の値動きが常に相関しているわけではないため、節分天井彼岸底アノマリーは外れやすいと言われています。

 

アノマリーは信用できる?

株式相場の基本『株価が安いときに買って、買ったときよりも安いときに売る』が理想的な売買方法です。

 

▼ダウ平均株価の月足チャート▼

 

アノマリー通りに値が動くのであれば、2月に高値をつけて3月に下落する傾向を見計らって、2月に買わずに3月に値が下がるタイミングで買いたいところです。

 

単に投資家が「2月後半から3月にかけては決算等で下がる」という心理が働くことによって、売り注文が増えて株がが下がりやすくなっているのかもしれません。

 

現象の背景にある理屈や根拠がはっきりしないが、何となく市場参加者の間で存在が認識されている現象であって、必ずしも3月に株価が下落するわけではないようです。

 

月別投資アノマリーまとめ

数あるアノマリーの中から特に有名なものを確認しておきましょう。

 

この時期はこのような値動きをする傾向があるといった特徴を押さえておくことで、勝率がアップするかもしれません。

 

投資アノマリー

  • フィスカルイヤー:欧米企業の会計年度が始まるため変動幅が大きくなる
  • 節分天井彼岸底:2月に天井値をつけて3月に底をつける
  • 年度初め:企業が外貨を持ち始める月であるため4月は円安傾向
  • セルインメイ:5月に為替相場がドル安・円高になりやすい
  • サマーラリー:アメリカの株式相場が7~9月にかけて株価上昇しやすい
  • 夏枯れ相場:8月は日本のお盆休みがあり相場が動きにくい
  • 秋の大相場:9月は様々な国で議会場がオープンしてマーケットが活発になる
  • 10月効果:米株が下がり底を打ちやすい
  • アメリカ大統領:11月の大統領選前後は情勢によって株価が動く
  • 感謝祭:11月末はアメリカの多くの州が4連休になり休暇前に調整が入りやすい
  • 欧米決算期:年末はドル高・円安になりやすい傾向がある

 

収入源の一つに投資を組み込む

私は、収入源の一つとしてFX・ETF・CFD投資を組み込んでいます。

 

レバレッジ投資はハイリスクハイリターンで『危険・稼げない・損する』とも言われていますが、やり方次第では収入源の一つになり得ます。

 

労働一択は危険

投資はリスクだが会社に命を握られ続けるほうがハイリスク

 

投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。

 

若い間は多少の無理が利きますが、40歳を越えたあたりから自身の体力の限界を感じ始めている人も多いのではないでしょうか。

 

会社のために身を粉にしてサービス残業も文句ひとつ言わずに頑張り、高い給料を貰えるようになったとしても会社次第でクビになることもあります。

 

投資アノマリーを参考に、セミリタイアを目指してコツコツと積み立てていきたいところですね。

 

節分天井彼岸底まとめ

【節分天井彼岸底】というアノマリーは、年明け新春から始まった強い相場が続くのが2月の節分までで、その後は3月の彼岸の時期まで下落しやすい傾向があるという意味です。

 

アノマリー通りに値が動くのであれば、2月に高値をつけて3月に下落する傾向を見計らって、2月に買わずに3月に値が下がるタイミングで買いたいところ。

 

元々の節分天井彼岸底の意味は、お米の相場パターンからきているようで、株式や為替全体の値動きに当てはめるのは無理があるかもしれません。

 

投資アノマリーは過去の経験則からのアドバイスだととらえて、これから投資を始める人も参考にしてみてください。

 

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