【貧乏生活からの脱出】お金を貯めるのが難しい理由と解決方法を解説

 

世の中は残酷で貯金しやすいようにはできていません。

 

手元にお金を残すのが難しいのにもかかわらず、どんどんお金は出ていく社会が形成されています。

 

普通に生活しているだけではお金を残すこと難しく、ずっとお金に困り続ける人も少なくありません。

 

 

お金が貯まらないのは世の中の仕組み

 

現在の世の中は、なんとなく働いているだけではなかなかお金が貯まっていかず、貯金しやすいようにはできていません。

 

普通に生活しているだけではお金を残すことができずに、この先もお金に困り続ける可能性が高いです。

 

 

お金を貯めるためには、お金が貯まらない世の中の仕組みを理解する必要があります。

 

なぜ貯金をすることが難しくなっているのかを把握すれば、効率良くお金を残せるようになると思います。

 

いくらあったらお金持ち？

具体的にいくらお金を持っていたら「お金持ち」と言えるのでしょうか。

 

お金持ちと呼べる層は、資産3000万円以上の「アッパーマス層」からとのことです。

野村総合研究所ウェブサイトより

 

圧倒的に多いのは「マス層」の金融資産3000万円未満の世帯で、そこから金融資産をもう少し増やせると「アッパーマス層」というお金持ちに仲間入りできます。

 

お金を貯めるのが難しい理由5つ

 

なんとなく普通の生活をしているだけではお金を貯めるのが難しい理由は以下の5つです。

 

 

お金を貯めることが難しい理由を簡単な言葉でまとめると『給料・税金・コンピ地獄・ローン・普通』です。

 

お金を貯めるためには、お金が貯まらない世の中の仕組みを理解する必要があります。

 

従業員（会社員）の給料は会社の経費

会社は従業員にお金持ちになってもらうためでもなく、高級車や高級ブランド品を買えるようになってもらうためでもなく、会社で毎日元気に働いてもらうために給料を出しています。

 

従業員（会社員）の給料は会社の経費として扱われており、毎日元気に働いてもらうために最低限必要なお金を給料として渡しているだけにすぎません。

 

それとは裏腹に、街を歩けば美味しそうな食べ物・楽しそうな遊戯スポット・煌びやかな高級ブランド品・キレイなお姉さんが目に入ります。

 

社会人が仕事のストレスを発散するために、駅前には飲み屋やパチンコ店が建ち並んでいます。

 

何気なくネットサーフィンをしていると、このまま会社で働いているだけではヤバいという不安を煽られて、高額な情報商材を買わされたり高級サロンに入会させられたりもします。

 

収入と同時に増える税金

日本は自分で努力して収入を増やした人に厳しく、頑張ってお金を稼いだからといって資産を作れるわけではありません。

 

収入が高くなればなるほど税金負担が増してしまいます。

課税される所得金額	税率	控除額
1,000円から194万9,000円まで	5%	0円
195万円から329万9,000円まで	10%	9万7,500円
330万円から694万9,000円まで	20%	42万7,500円
695万円から899万9,000円まで	23%	63万6,000円
900万円から1,799万9,000円まで	33%	153万6,000円
1,800万円から3,999万9,000円まで	40%	279万6,000円
4,000万円以上	45%	479万6,000円

 

所得税は税率5％～45％の範囲で7段階の累進課税となっています。

 

課税所得が900万円を超えると、住民税を合わせて4割以上の税金負担が発生します。

 

収入が高いほうが婚姻費用を支払う

結婚をする時に永遠の愛を誓ったとしても、色々な事情で離婚を選ぶ夫婦は一定数います。

 

婚姻費用（コンピ）とは、衣食住費用・出産費・医療費・養育費などのおよそ夫婦が生活していくために必要な費用のことです。

 

 

婚姻費用は、夫婦間の経済状況が平等になるように、収入が高いほうから低いほうへ支払われます。

 

早く離婚して婚姻費用支払いから開放されたいのになかなか離婚裁判が成立しない…という状態が「コンピ地獄」と呼ばれる現象です。

 

消費者に依存させるビジネス

世界中の企業は消費者にお金を落としてほしいと考えています。

 

たとえばタバコやお酒のように、人間に快楽を与えることで依存させて生涯でたくさんのお金を搾り取っていきます。

 

 

アルコール・薬物・ギャンブル・課金制オンラインゲーム等にハマると、お金と時間を奪われて資産形成が難しくなります。

 

何者かに植え付けられた普通

私たちの夢とか欲しいという気持ちは、何者かに植え付けられている可能性があります。

 

例えば『夢の新築マイホームと新車』という言葉があるように、なんとなく自分の家や車を持つことが夢や目標になっている人も多いのではないでしょうか。

 

 

普通をもとめた結果、高いローンの支払いに苦しめられたり不資産を作れない状態に陥ってしまいます。

 

貧乏生活から脱出する3つの方法

 

貧乏生活から脱出する方法は以下の3つが挙げられます。

 

 

ここまで解説してきた『お金を貯めるのが難しい理由』を把握するだけでも、今までのお金を使い方を見直すことはできると思います。

 

次のステップに進みたいと考える場合は、これから解説する3つの方法を参考にしてみてください。

 

時間に投資をする

お金持ちと呼ばれる人たちは、時間を有効活用するために日々模索しています。

 

史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成した、名実ともに最強のボクサーであるメイウェザーが残した名言があります。

 

 

たとえば、1日30分の時間を短縮できれば30日間で15時間も余裕を持つことができます。

 

普通の生活を楽しむのはお金持ちになってからでも遅くはありません。

 

自己投資をする

お金持ちの人は常に頭の中でお金のことを考えており、常にお金を稼ぐための勉強をしています。

 

お金を稼ぐことを常に考えているからこそ、お金を稼ぐヒントやチャンスに気付くことができます。

 

 

新しいビジネスを始めるためにそれに関連した知識を身につけたり、投資で資産を増やすために金融知識を身につけたりすることに余念がありません。

 

資産運用をする

お金持ちの人の多くが、ある程度まとまった貯金ができた段階で事業や株式などに投資をする傾向があります。

 

会社で働いてお金を稼ぐのには限界があり、貯めたお金を使って資産運用する方が効率良くお金を増やせることに気づきます。

 

 

資産を持っている人はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれないという法則（トマ・ピケティ氏のr＞gの法則）があります。

 

資産1000万円まではFXがおすすめ

世間一般的に『FX＝リスクが大きい』というイメージが先行していますが、少ない資金で効率良く増やすことができるメリットがあります。

 

外国為替のルールや取引のテクニックをマスターする必要がありますが、しっかりと勉強して地道にコツコツとやれば成果は出ると思います。

 

 

比較的安全と言われている投資商品だとしても、元本割れの可能性をゼロにはできません。

 

資産1,000万円になるまではFXで勝負をして、1,000万円到達後は比較的リスクの低い投資商品に移行していきましょう。

 

FX口座を開設するならどこが良い？

 

FX口座を開設する場合は、以下の条件のように最適なFX会社を選んで組み合わせることが大切になります。

 

FX口座の開設目的	おすすめの会社の特徴
短期取引	スプレッドの狭い会社、約定力の高い会社
長期取引	スワップポイントが高い会社
物色売買	通貨ペア数の多い会社
情報収集	情報量が多い会社、チャートが見やすい会社
自動売買	自動売買可能な会社
少額取引	取引通貨単位が1,000通貨以下の会社

 

自身の目的を達成できそうな優位な会社を選ぶようにするようにしましょう。

 

FX投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。

 

FXは生活に支障が出ないお金や最悪無くなってもよいと思えるお金で行いましょう。

 

お金を貯めるのが難しい理由まとめ

お金を貯めるのが難しい理由は以下の5つです。

 

 

貧乏生活から脱出する方法は以下の3つが挙げられます。

 

 

お金を貯めるのが難しいのは世の中の仕組みに大きな原因があります。

 

お金が貯まらない仕組みに気づけないと、節約・貯金はなかなか進まず貧乏になっていきます。