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勝率を上げるための通貨ペアごとの相関関係一覧表
FXの各通貨ペアには相関関係があり、似たようなチャート値動きをする通貨ペアがあることに気づいた方もいるのではないでしょうか。
同じように価格が推移する通貨ペアもあれば、反対方向に価格が推移する通貨ペアもあります。
同じような動きのことを相関と言い、逆の動きのことを逆相関と言います。通貨ペア間の相関係数やトレンドをチェックして、今後の値動きの方向性を探る手法を有効的です。
それぞれの通貨ペアが相互に影響を及ぼし合いながら為替チャートを形成しています。
相関関係とは
相関関係とは、ある一方の変化がもう一方に影響を与える関係にあることを言います。
相関関係
- 正の相関:互いが同じ方向に変化する関係
- 負の相関:互いが逆の方向に変化する関係
正の相関関係がある通貨ペアは同じ値動きをする傾向があり、負の相関関係がある通貨ペアは逆の値動きになりやすい傾向があります。
FX通貨ペアの相関係数一覧表
FXでトレードできる主な通貨ペアの相関係数一覧表を確認しましょう。
私が過去または現在トレードしている通貨ペアを表示しています。(随時追加予定)
過去10年間の相関係数を、順相関と逆相関に分けています。
+1に近いほど類似した値動きをして、-1に近いほど真逆の値動きをします。
【NZドル/米ドル】
NZドル/米ドルと相関関係がある主な通貨ペアは以下の通りです。
順相関関係
- 豪ドル/米ドル:+0.79
- NZドル/円:+0.68
- ユーロ/米ドル:+0.47
- ポンド/米ドル:+0.47
- 豪ドル/円:+0.46
- ランド/円:+0.32
逆相関関係
- 米ドル/加ドル:-0.58
- ユーロ/豪ドル:-0.43
- 豪ドル/NZドル:-0.39
- ポンド/豪ドル:-0.37
【ユーロ/米ドル】
ユーロ/米ドルと相関関係がある主な通貨ペアは以下の通りです。
順相関関係
- ポンド/米ドル:+0.55
- ユーロ/円:+0.50
- NZドル/米ドル:+0.47
- 豪ドル/米ドル:+0.46
- ユーロ/ポンド:+0.36
- ユーロ/豪ドル:+0.35
逆相関関係
- 米ドル/加ドル:-0.38
- 米ドル/円:-0.36
【ユーロ/円】
ユーロ/円と相関関係がある主な通貨ペアは以下の通りです。
順相関関係
- ポンド/円:+0.72
- 加ドル/円:+0.64
- 豪ドル/円:+0.64
- 米ドル/円:+0.63
- NZドル/円:+0.62
- Mペソ/円:+0.54
- ランド/円:+0.51
- ユーロ/米ドル:+0.50
逆相関関係
- 米ドル/加ドル:-0.24
【ユーロ/ポンド】
ユーロ/ポンドと相関関係がある主な通貨ペアは以下の通りです。
順相関関係
- ユーロ/豪ドル:+0.40
- ユーロ/米ドル:+0.36
逆相関関係
- ポンド/米ドル:-0.58
- ポンド/円:-0.56
- ポンド/豪ドル:-0.45
【ユーロ/豪ドル】
ユーロ/豪ドルと相関関係がある主な通貨ペアは以下の通りです。
順相関関係
- ポンド/豪ドル:+0.64
- ユーロ/ポンド:+0.40
- 米ドル/加ドル:+0.36
- ユーロ/米ドル:+0.35
逆相関関係
- 豪ドル/米ドル:-0.66
- 豪ドル/円:-0.62
- NZドル/円:-0.45
- NZドル/米ドル:-0.43
- ランド/円:-0.33
- 豪ドル/NZドル:-0.32
- 加ドル/円:-0.31
- Mペソ/円:-0.30
FX通貨ペアごとの相関関係まとめ
同じように価格が推移する通貨ペアがあれば、反対方向に価格が推移する通貨ペアがあります。
FXで安定して稼ぐためには、それらの通貨ペアの特徴や値動きのクセを理解しなくてはいけません。
そのうえで相関関係が強い通貨ペアを知れば、FXトレードに活用することができるようになります。
相関関係があるからと言って常に同じ方向に価格が推移するとは限りませんが、目線を広げて長期で取り組めば継続して利益を出せるようになるかもしれません。