投資の教科書

【成行・指値・逆指値】FX初心者向きの買い方や注文方法の種類を解説

FXを始めたい!初心者向きの買い方や注文方法を教えて

 

FX初心者の人は、まずはFX取引での基本的な注文方法を理解するところからのスタートになると思います。

 

FXは株式と比べて注文方法の種類が豊富なため、相場状況に合わせて使い分けることで稼ぐチャンスを逃さず取引ができます。

 

それぞれの注文方法を理解したうえで上手に使い分けると、快適なトレードが可能になります。

 

管理人
FXの基本的な注文方法【成行・指値・逆指値】について解説していくので参考にしてください!

 

FXの注文方法の種類

FX取引での主な注文方法は以下の通り。

 

FXの基本的な買い方

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • OCO注文
  • IFD注文
  • IFDO注文
  • トレール注文

 

複雑な注文方法を覚えなければFXで稼ぐのが困難ということはないので、まずは上記の3点をマスターしてしまいましょう。

 

成行注文とは

 

成行注文とは、なりゆきに任せる形の注文方法になっており、レートを指定せずに自身が買いたい(売りたい)タイミングで注文をする方法です。

 

現在の為替レートから『上がると思ったら買い』で入り、『下がると思ったら売り』で注文をすることが可能。

 

FX取引は『買い』からでも『売り』からでもポジションを保有することができます。

 

簡単に言うと、成行注文は『現在の価格ですぐに注文を出す』という注文方法。

 

成行注文の参考例・コツ

引用元:みんなのFX

 

たとえば、米ドル円という通貨ペアの現在の為替レートが1ドル110円だとします。

 

1ドル110円は安いから買おうかな~と思ったのであれば、その場で成行注文を出すことができます。

 

成行注文を出せばその場で注文が成立して、米ドル円ポジションを1つ保有することになります。

 

参考例

  • 現在の米ドル円が1ドル110円だとする
  • 現在値で買う
  • 110円以上になったら含み益になる
  • 110円以下になったら含み損になる
  • 好きなタイミングで決済する

 

成行注文のコツとしては、注文するとその場で素早く取引が成立する点を活かすことです。

 

好きなときにすばやく売買できるがゆえに、すぐに決済してしまったり損切り判断が遅れてしまいがちです。

 

成行注文は、できる限り感情に左右されないようにトレードを行わなくてはいけません。

 

指値注文とは

 

指値注文とは、自身の希望売買価格をあらかじめ指定しておく注文方法です。

 

現在の米ドル円の為替レートが1ドル110円だとします。

 

その値で注文を出すのは【成行注文】ですが、もう少しだけ安くなってから買いたいと思った場合は【指値注文】を出すことができます。

 

買う場合は安いレートで、売る場合は高いレートのほうが利益が出やすくなります。

 

指値注文の参考例・コツ

引用元:みんなのFX

 

 

たとえば、米ドル円が105円から110円まで上がってきた後に、再び105円まで下がると予想したとします。

 

新規注文を105円・決済注文を110円で指値注文しておくことで、米ドル円が105円まで下がってきた時に新規注文が成立し、そこから指定した価格まで値が上がったら利益が確定します。

 

参考例

  • 現在の米ドル円が1ドル110円だとする
  • 105円に下がったら買って110円になったら決済するように指値注文を出す
  • 105円になったら新規注文成立
  • 110円になったら決済成立

 

指値注文のコツとしては、自身が想定するより深い位置で新規・決済注文を指定することです。

 

FX相場は上昇または下降トレンドがしばらくの間継続する傾向があります。

 

利益を最大化させるために大きな値動きに対応できるようにしましょう。

 

逆指値注文とは

 

逆指値注文とは、現在の為替レートが自身が予想した逆の方向に動いた時に、損失を限定させたる時に出す注文方法です。

 

逆指値注文をしておくことで、予想が外れた際に損失が広がることを防げます。

 

ポイント

予想した値動きと逆行した時に損失が広がらないようにしておく必要がある

 

逆指値注文はストップ注文や損切注文とも呼ばれており、FX初心者は必ず設定しておきたい注文です。

 

逆指値注文の参考例・コツ

引用元:みんなのFX

 

たとえば、米ドル円が105円から110円まで上がってきた後に、そのままの勢いで115円まで上がると予想したとします。

 

もう一つのパターンとして、米ドル円が105円から110円まで上がってきた後に、もしかすると105円まで下がるかもしれないとも予想したとします。

 

ポイント

110円の時に買って105円の時に売ると損失が発生するが、104円…103円…102円と値段が下がってしまった後に手放すよりかはマシ

 

為替相場が自身が予想した反対方向に動いた時に、損失を最小限に抑えることができるストッパー的な役割を持った注文方法と言えます。

 

成行・指値・逆指値注文の利用方法

 

ここまでのまとめとして、成行・指値・逆指値注文の利用方法をもう一度見ていきましょう。

 

ポイント

  • 成行注文は現在の価格ですぐに発注できる
  • 指値注文は現在よりも有利なレートを指定できる
  • 逆指値注文は損失拡大防止に効果的

 

成行注文の利用方法

  1. 米ドル円の為替チャートが現在100円
  2. 今後上がっていくと予想して成行注文を出す
  3. 米ドル円が101円になったので利益を確定させる

 

成行注文は比較的わかりやすく初心者でも使いやすい注文方法です。

 

「今すぐ買いたい」「今すぐ売りたい」時に使う注文方法ですが、多用しすぎるとギャンブル要素が強くなり損をする可能性が高くなってしまいます。

 

指値注文の利用方法

  1. 米ドル円の為替チャートが現在100円
  2. 今後99円まで下がって101円まで上がると予想する
  3. 99円に指値注文を出す
  4. 99円になったら指値注文が成立する
  5. 101円になったら利益が確定する

指値注文を使いこなすためには、ある程度相場状況を見極める必要があります。

 

チャートから目を離しているタイミングでも、指値注文を出しておけば自動的に注文が成立します。

 

逆指値注文の利用方法

  1. 米ドル円の為替チャートが現在100円
  2. 101以上に上がると予想する
  3. 99円以下に下がるかもしれないとも予想する
  4. 99に逆指値注文を出す
  5. 99円になったら損失が確定する

 

逆指値注文は自分にとって不利なレートになった時に損失を確定させる注文方法です。

 

値動きを完璧に予想することは不可能なので、値が逆行するパターンも想定しておきましょう。

 

FX口座を開設するならどこがいい?

 

FX口座を開設する時は、以下の条件のように自身にとって最適なFX会社を選んで組み合わせることが大切になります。

 

 FX口座の開設目的  おすすめの会社の特徴
 短期取引  スプレッドの狭い会社、約定力の高い会社
 長期取引  スワップポイントが高い会社
 物色売買  通貨ペア数の多い会社
 情報収集  情報量が多い会社、チャートが見やすい会社
 自動売買  自動売買可能な会社
 少額取引  取引通貨単位が1,000通貨以下の会社

 

自身の目的を達成できそうな優位性の高い会社を選ぶようにするようにしましょう。

 

投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。

 

証券会社は銀行と同じで口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは一切費用は必要ありません。

 

FXの注文方法まとめ

  • 成行注文 :リアルタイムのレートで注文を出す方法
  • 指値注文 :値段が下がった(上がった)時に注文を出す方法
  • 逆指値注文:予想に反した時に損失や利益を確定させる方法

 

FXトレードで損失を抑えながら効率よく取引を行うには、それぞれの注文方法を使いこなすことがポイントになります。

 

FXで勝つためには逆指値注文を使って損失拡大を防ぐのが特に重要。

 

この3つの注文方法をマスターしてしまえば、とりあえずはFX取引で利益を出すことが可能です。

 

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