結論からいうと、FXは事業ではなく投資に該当するため、一般的には副業に該当しないという認識です。
公務員は副業が厳しく禁じられている職業ですが、私企業を営んだり報酬を得て事業や事務に従事したりしない限り、公務員でもFX投資はできます。
このページでは、会社にFXで利益を得ていることをバレないようにする対策方法や、FXで失敗しないためのポイントを解説していきます。
Contents
会社にバレずにFXをする方法
FXは副業ではないとはいえ、FXで利益を出していることを知られたくないという人は多いのではないでしょうか。
自分の口で誰かに話さないのはもちろんのこと、注意しなければならないのが住民税の納税方法です。
ポイント
給与所得が2,000万円以下のサラリーマンがFXで1年間に20万円を超える利益を出すと確定申告の義務が生じる
住民税の徴収方法には「特別徴収」と「普通徴収」があり、給与所得者は特別徴収になっているので、住民税の納付方法を普通徴収に切り替える必要があります。
会社で年末調整の用紙を提出せずにいると、自分で確定申告を行う必要が出てきます。
自宅または税務署で確定申告をする時に、申告書第2表で住民税の納付方法を「普通徴収」にして手続きをしましょう。
会社員がFXをするメリット
会社はFXをするメリットは以下の通りです。
ポイント
- 副業認定されない
- 場所や時間が自由
- 少額から始められる
お金を銀行に預けても金利が低すぎて増えないので、利回りの高い投資をする人も増えてきています。
副業認定されない
FXは一般的に副業として認定されないため、副業を理由に会社の就業規則違反になる可能性は極めて低いです。
ポイント
FXは事業ではなく投資に該当する
しかしながら、銀行などの金融機関会社ではFXを禁止している場合もあるので、事前に就業規則を確認することをおすすめします。
場所や時間が自由
FX市場は平日24時間開いているので、通信環境が整っているスマホさえあれば昼休みや終業後といった好きな時間にいつでもどこでも取引できます。
ポイント
FXは世界中に市場があり、それらの市場が時差の関係で常に動いている
仕事をおろそかにしてFXをするのはオススメできませんが、FXは場所や時間に縛られずに稼ぐことができます。
少額から始められる
国内FX会社は最大レバレッジ25倍まで活用することができるため少額から始められます。
ポイント
取引総代金の25分の1にあたる証拠金があれば取引可能
やり方次第ですが、FXは数万円の資金があれば月に数千円~数万円の利益が見込めます。
会社員がFXで失敗しないためのポイント
サラリーマンがFXで失敗しないためのポイントは以下の3パターンです。
ポイント
- 余剰資金のみで運用する
- FX自動売買を利用する
- 会社で投資話をしない
極めて困難な目標を掲げてしまうと、非常にリスクが高いトレードをすることになり大損する可能性があるので気を付けましょう。
余剰資金のみで運用する
生活が破綻してしまうような資金で投資をするべきではありません。
注意
FXは元本割れのリスクが常にある
一時的に資金がマイナスになる可能性は避けられないため、あくまでも余剰資金のみで運用するようにしましょう。
FX自動売買を利用する
一部の国内FX会社では、事前に設定しておくことで自動で取引をしてくれるシステムを利用できます。
ポイント
仕事で忙しいサラリーマンでもチャンスを逃さず運用できる
感情を排除して機械的に取引できるメリットもあるので、上手く活用することで効率アップを目指しましょう。
会社で投資話をしない
頑張ってお金を稼ごうとしている人を冷ややかな目で見る人は一定数存在します。
注意
お金を稼いでいることを知られると面倒なことに巻き込まれる可能性が高まる
投資をすすめた友達が勝てたら感謝もされますが、負けてしまった時はかなり批判されることになります。
投資で儲かったことを他人に自慢するのも止めておきましょう。他人の自慢話を穏やかな気持ちで聞いてくれる人はそうそういません。
消費者庁は注意を呼び掛けている
消費者庁は『友達から怪しいもうけ話を持ちかけられたら要注意』と注意を呼び掛けています。
引用元:消費者庁
リアルでは投資は自己責任という絶対条件が通じない相手も少なからずいますし、会社の同僚等にお金を稼いでいることを知られると、面倒なことに巻き込まれる危険性が高まります。
たとえ投資の話をしているだけであったとしても、相手にはお金持ちアピールをしていると捉えられる場合もあり全くメリットはありません。
サラリーマンは会社や同僚などにバレずにFXをしておいたほうが無難と言えそうです。
FX口座を開設するならどこがいい?
FX口座を開設する時は、以下の条件のように自身にとって最適なFX会社を選んで組み合わせることが大切になります。
FX口座の開設目的 | おすすめの会社の特徴 |
短期取引 | スプレッドの狭い会社、約定力の高い会社 |
長期取引 | スワップポイントが高い会社 |
物色売買 | 通貨ペア数の多い会社 |
情報収集 | 情報量が多い会社、チャートが見やすい会社 |
自動売買 | 自動売買可能な会社 |
少額取引 | 取引通貨単位が1,000通貨以下の会社 |
自身の目的を達成できそうな優位性の高い会社を選ぶようにするようにしましょう。
FX投資のやり方や、どのFX会社の口座を使っているのか、元手いくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。
FXは生活に支障が出ないお金や最悪無くなってもよいと割り切れるお金で行いましょう。
サラリーマンのFX投資運用まとめ
会社はFXをするメリットは以下の3つです。
ポイント
- 副業認定されない
- 場所や時間が自由
- 少額から始められる
会社員がFXで失敗しないためのポイントは以下の3パターンです。
ポイント
- 余剰資金のみで運用する
- FX自動売買を利用する
- 会社で投資話をしない
FXは一般的に副業として認定されないため、副業を理由に会社の就業規則違反になる可能性は極めて低いです。
会社で年末調整の用紙を提出せずにいると確定申告を自分で行う必要が出てくるので、申告書第2表で住民税の納付方法を「普通徴収」にして手続きをしましょう。