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FRB(Federal Reserve Board)は「連邦準備制度理事会」というもので、FRS(連邦準備制度)という米国の中央銀行制度を構成する機関です。
FOMCは米国金融政策の方針を決める委員会であり、発表内容が市場全体のマーケットに大きな影響を与えるため、世界中の投資家から注目されています。
景気が悪い時は政策金利を引き下げて景気を活発にして、景気が悪い時は政策金利を引き上げて悪化を落ち着かせる役割に担っています。
Contents
FOMC(連邦公開市場委員会)とは
FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、FRB(米連邦準備制度理事会)が米国の政策金利や金融政策を検討するための会合のことです。
7名のFRB理事と5名の米連邦銀行総裁の計12名によって構成されており、年に8回開催されています。
FRB(Federal Reserve Board)は「連邦準備制度理事会」と呼ばれているもので、FRS(連邦準備制度)という米国の中央銀行制度を構成する機関です。
FOMCが開催される目的は、米国の雇用の最大化や物価の安定、長期的な金利の見直しなどです。
2024年のFOMC開催日程
2024年のFOMC開催日程は以下の通りです。
開催回 | 開催日 |
---|---|
第1回 | 1月30日・31日 |
第2回 | 3月19日・20日 |
第3回 | 4月30日・5月1日 |
第4回 | 6月11日・12日 |
第5回 | 7月30日・31日 |
第6回 | 9月17日・18日 |
第7回 | 11月6日・7日 |
第8回 | 12月17日・18日 |
FOMCは米国の金融政策の方針を決定する会合が行われ、主に政策金利の引き上げ・引き下げの判断がされます。
約6週間ごと・年8回開催される予定になっています。
FOMCでの影響を解説
FOMCで決定される政策金利は、為替や株価の値動きに深く関係・影響しています。
景気が悪い時は政策金利を引き下げて景気を活発にして、景気が悪い時は政策金利を引き上げて悪化を落ち着かせる役割に担っています。
インフレ率の管理も重要な目標になっており、政策金利をコントロールすることでインフレ率を正常な水準に戻す目的があります。
アメリカの金利が変わることで世界の経済動向にも影響を与えます。
政策金利の株式市場への影響
企業は銀行融資や債券などでお金を借りており、借りたお金には利息がつきます。
金利が上昇すると企業が支払う利息が大きく、金利が下落すると企業が支払う利息が小さくなります。
ポイント
- 政策金利の上昇:企業がお金を借りにくくなる
- 政策金利の低下:企業がお金を借りやすくなる
金利が高い時は資金が借りくくなるため株価が抑えられて、金利が低い時は資金が借りやすくなるため株価が伸びていきます。
政策金利の為替市場への影響
金利の高い通貨を持っていると、スワップポイントという利息を得ることができます。
そのような理由から、金利の安い通貨を売って金利の高い通貨を買おうとする動きが活発になります。
ポイント
政策金利が上昇すると通貨高、政策金利が下落すると通貨安になりやすい
2023年現在は、日本は金融緩和を続けて低金利を維持しているため、円を売って金利が高い国の通貨を買う動きが見られます。
FXのファンダメンタルズ分析は意味ない?
ファンダメンタルズ分析は、各国の経済状況を踏まえたうえでの分析になるため、中長期的な相場を予測することに有利です。
経済指標や要人発言で短期的に値動きが激しくなる瞬間もありますが、為替相場にあまり影響が出ないケースもあります。
注意
希望的な観測はすでに織り込み済みの場合もあるため全幅の信頼性は持てない
重要度が高い経済指標で景気が良いと判断できる発表があっても、過去のデータ通りに値が動くとは限りません。
事前報道などで相場が織り込んでしまっている場合は、まったく値が動かないパターンもあり得ます。
FOMCで重要な経済指標一覧
FOMCは米国金融政策の方針を決める委員会ですが、発表内容が市場全体のマーケットに大きな影響を与えるため、世界中の投資家から注目されています。
FOMCで決定される重要な経済指標は以下の通りです。
ポイント
- 雇用統計
- FF金利
- GDP(国内総生産)
- CPI(消費者物価指数)
- ISM製造業景況指数
これらの経済指標から景気の良し悪しを判断して、金融緩和や引き締めが決定されます。
雇用統計とは
雇用統計は、月の最初に発表されるアメリカの雇用状況を表す指標になります。
米国の経済政策に影響を及ぼすことから、世界の投資家や金融機関等の注目度が高い指標です。
ポイント
米国の景気の知るうえで最も重要な経済指標
今後の金融政策に影響を与えるとされる「失業率」「非農業部門雇用者数」「平均時給」などが発表されます。
FF金利とは
FF金利とは、フェデラル・ファンド(Federal Funds)レートのことで、米国の銀行が連邦中央銀行に預けている無利息の準備預金にことです。
米国の金融政策の方針を決定するFOMCで、FF金利の誘導目標が示されます。
ポイント
「政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)金利を、現状の誘導目標2.25~2.5%から0.75ポイント引き上げ」など
FF金利の誘導目標の内容は各国の株価にも影響を及ぼすため、日本の株価にとっても重要な指標になります。
GDP(国内総生産)とは
GDPとはGross Domestic Productの略で、国内総生産のことを指します。
一定期間内に国内で新たに生み出されたモノやサービスの付加価値のことで、国の経済力の目安として表されています。
ポイント
日本の名目GDP(2020年)は535.5兆円で世界第3位の経済規模
GDPの数値によって、国内でどれだけの儲けが産み出されたのかの経済規模を知ることができます。
CPI(消費者物価指数)とは
CPIとはConsumer Price Indexの略で、消費者物価指数のことです。
物価の動きを測る物差しとして使われており、政策金利を決める上で参考にされる重要な経済指標です。
ポイント
各国がインフレ(インフレーション)またはデフレ(デフレーション)であるかの判断材料になる
行き過ぎたインフレ・デフレを抑えるため、各国の中央銀行は金融引き締めや金融緩和を実施します。
ISM(製造業景況指数)とは
ISM(Institute for Supply Management)製造業景況指数は、米国における製造業の景況感を示す指標のことです。
米国内の製造業約300社の購買・供給管理責任者を対象にアンケートを実施して、製造業と非製造業に分けて景況感指数を発表しています。
ポイント
ISM製造業景気指数の指標値が50%を上回れば好景気の傾向、下回れば景気が低迷の傾向と判断される
ISM製造業景気指数は世界経済の動向を知るうえで重要な数値です。
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FOMCまとめ
FOMCとは、FRB(米連邦準備制度理事会)が米国の政策金利や金融政策を検討するための会合のことです。
景気が悪い時は政策金利を引き下げて景気を活発にして、景気が悪い時は政策金利を引き上げて悪化を落ち着かせる役割に担っています。
米国の政策金利の動向は、米国だけではなく世界各国にも影響を与えるため、世界中の投資家から注目されています。
FXや株式投資をしている方は、世界経済に対する米国の影響は非常に大きいと認識しておきましょう。