【ループイフダンFX】とは、アイネット証券口座を開設すれば利用できるFXの自動売買トレードシステムです。
アイネット証券のループイフダンFXは、運用設定次第では安定した資産形成を実現できる勝率の高い自動売買システムなので、コツコツと稼ぎ続けられる可能性が高いです。
このページでは、ループイフダンFX自動売買でのユーロ/豪ドル（EUR/AUD）のオススメ設定内容を解説していきます。
Contents
FX自動売買の運用戦略を解説
アイネット証券口座を開設すれば、自動売買システムのループイフダンFXでトレードをすることができます。
アイネット証券は口座開設費や口座維持費はかからないので、実際に取引をするまでは費用はかかりません。
収入や金融資産がゼロで投資を始める方はいないと思いますが、あまりにも収入や金融資産の合計が少なすぎる場合は審査に落ちる可能性があります。
FX口座開設時の注意点は別ページで解説しています。
取引通貨ペアの選び方
アイネット証券の口座開設完了後、ループイフダンFXでどの通貨ペアを取引するかを選定する必要があります。
FXの自動売買で取引をする通貨ペアの選定方法は以下の3つが挙げられます。
ポイント
- 長期的レンジ相場
- マイナススワップポイントの負担が少ない
- 狭い範囲で値がよく動く
過去20年間以上の為替チャートをチェックして、長期的に見てレンジ相場になっている通貨ペアがオススメです。
値が上がり続けていたり下がり続けている通貨ペアは、保有ポジションが永遠に利確できない可能性があります。
FXでのポジショントレードは、含み損ありきで運用していかなくてはいけないため【長期的にレンジ相場・範囲が狭い・値動きが活発】である通貨ペアを選ぶべき。
証拠金維持率の安全目安
証拠金維持率とレバレッジには以下のような関連性があります。
| 証拠金維持率 | レバレッジ・特徴 |
|---|---|
| 2,500% | 1倍 |
| 1,250% | 2倍 |
| 500% | 5倍 |
| 250% | 10倍 |
| 100% | 25倍 |
含み損や保有ポジションが増えてレバレッジが上がるほど、証拠金維持率は下がる関係にあります
少ない資金で多くのポジションを持ちすぎると、FX会社に強制ロスカットされて口座残高が0円以下になる危険性が高まるので注意が必要です。
ユーロ/豪ドルの運用戦略を解説
ここからは、ユーロ/豪ドル（EUR/AUD）の自動売買設定を解説していきます。
まずは2000年頃からの月足チャートをチェックしましょう。
▼ユーロ/豪ドルの月足チャート▼
ループイフダンFXで自動売買をする前に確認するべき項目は以下の3つです。
ポイント
- 過去最安値・過去最高値
- 自動売買の注文設定
- 自動売買の注意点
ユーロ/豪ドルの過去最高値・過去最安値
ユーロ/豪ドルの過去最高値は2008年頃につけた2.112豪ドルで、過去最安値は2012年頃につけた1.160豪ドルになります。（2000年以降）
天井と底
- 過去最高値：2.112豪ドル
- 過去最安値：1.160豪ドル
ユーロ/豪ドルは値動きが激しい通貨ペアで、長期チャートを見る限りでは1.60豪ドルを中心としてレンジを形成しています。
リーマンショックやコロナショックなど、リスクオフ相場時は急激に値が上昇する特徴があります。
FX自動売買は狭い範囲で値が動く通貨ペアのほうが損失リスクを抑えられますが、値動きが激しい通貨ペアは利益の拡大を狙えます。
ユーロ/豪ドルの運用戦略
私が考える、ループイフダンFXでのユーロ/豪ドル運用戦略は以下のように仕掛けていきます。
運用プラン
- 中央値より上値タイミングはショートを仕込む
- 中央値より下値タイミングはロングを仕込む
- 証拠金維持率300%以上をキープする
2010年以降の値動きの特徴は、1.60豪ドルを中央値として1.20～2.00豪ドルの間をウロウロしていることが分かります。
そのようなことから、まずは1.60豪ドルを中央値としてラインを引きます。
ユーロ/豪ドルはロングポジション保有でマイナスのスワップポイントが発生する（2023年6月時点）ため、買いでのポジショントレードは相性がよくありません。
マイナススワップは精神衛生上良くないので、マイナススワップが発生する方向のポジションは保有しないのも手段です。
今後も1.60豪ドルを中央値として1.20～2.00豪ドルの間をウロウロするのであれば、広く浅くポジションを仕掛けることでトータルで利益が出るはずです。
ユーロ/豪ドルのループイフダンFX注文設定
想定予算30万円でのユーロ/豪ドルのループイフダンFX設定内容は以下の通りです。
1.60豪ドルより下値のタイミング
- 通貨ペア：EUR/AUD
- ポジション方向：B（買）
- 売買システム：ループイフダンB100
- 損切り設定：なし
- 取引数量：1
- 最大ポジション数：10
1.60豪ドルより上値のタイミング
- 通貨ペア：EUR/AUD
- ポジション方向：S（売）
- 売買システム：ループイフダンS100
- 損切り設定：なし
- 取引数量：1
- 最大ポジション数：10
1.60のセンターラインを意識して自動売買を稼働または停止させましょう。
最大ポジション数はキリ良く『10』にしていますが、口座資金次第で増減させることができます。
マイナススワップが気になる場合は、マイナススワップが発生するポジション方向での自動売買は稼働させないようにするべきです。
保有ポジションが増えれば増えるほど強制ロスカットのリスクが高まるため、証拠金維持率が300%を下回らないように資金管理をしなくてはいけません。
想定レンジを外れたらどうする？
当然ながら、ユーロ/豪ドルが想定レンジから外れるタイミングもあると思います。
想定レンジを外れる値動きが発生した時の対応は、値が想定レンジに戻ってくるまで待つ一択です。
注意
想定レンジを外れた場合は想定レンジに戻るまで待つ
ユーロも豪ドルも世界的に取引量が多く値が安定している通貨であるため、値がどちらかに偏ったとしてもいずれは中央付近に戻ってくると考えられます。
FX口座に資金を追加入金できる場合は、新たにループイフダンを注文するのも手段です。
FX自動リピート売買の仕組み
アイネット証券のループイフダンFXは、為替レートの一定間隔ごとに新規注文と決済注文を自動的に繰り返すことで値動きによる利益を狙うシステムです。
たとえば、米ドル/円が100～110円の間に自動売買注文を仕掛ける場合、100円まで下がった時に新規注文が入り、110円まで上がった時に決済注文が入るというような仕組みです。
米ドル/円など様々な通貨ペアを対象に『買い⇒売り』『売り⇒買い』を自動的に繰り返してくれます。
自動売買を稼働させた後ほったらかしておけば利益が積み重なっていきますが、安全に運用できているか定期的に口座をチェックしましょう。
FX口座選びのポイント
FX初心者のためのトレード口座の選び方は以下の通りです。
FX口座選びの7つのポイント
- FX会社の信頼性
- 少額トレードができる
- 取引コストの低さ
- 取引画面の使いやすさ
- 取引通貨ペア数の多さ
- 自動売買ツールの有無
- カスタマーサポートの充実度
日本の大手FX会社であれば、上記の7つを満たしているところが多いです。
投資成績が伸びないことをFX会社のせいにしてはいけないという前提のうえで、自分にとって相性の良いFX口座を選びましょう。
FX自動売買で大損する原因
FX初心者が自動売買注文で失敗する理由は、以下の3つのパターンが挙げられます。
注意
- 長期レンジ相場ではない通貨ペアを選ぶ
- 取引数量や取引通貨ペアが多すぎる
- ニュースやチャートを見すぎる
自動売買システムであれ裁量トレードであれ、稼げるか稼げないかは結局は自身のやり方次第です。
まずは、自動売買で失敗するパターンを把握するところから始めてみてはいかがでしょうか。
ユーロ/豪ドルの自動売買運用プランまとめ
アイネット証券のループイフダンFXで自動売買取引をする通貨ペアの選定方法は以下の3つです。
ポイント
- 長期的レンジ相場
- マイナススワップポイントの負担が少ない
- 狭い範囲で値がよく動く
想定予算30万円でのユーロ/豪ドルのループイフダンFX設定内容は以下の通りです。
1.60豪ドルより下値のタイミング
- 通貨ペア：EUR/AUD
- ポジション方向：B（買）
- 売買システム：ループイフダンB100
- 損切り設定：なし
- 取引数量：1
- 最大ポジション数：10
1.60豪ドルより上値のタイミング
- 通貨ペア：EUR/AUD
- ポジション方向：S（売）
- 売買システム：ループイフダンS100
- 損切り設定：なし
- 取引数量：1
- 最大ポジション数：10
1.60豪ドルのセンターラインを意識して自動売買を稼働または停止させましょう。
ユーロ/豪ドルは値動きが激しい通貨ペアなので、注文間隔は最大限広げておくべきです。
ループイフダンFXで稼げるかは別ページで毎月実績公開していくので、興味がある方はチェックしてみてください。