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節約は副業に等しい理由とは
私は節約は副業に等しいのではないかと考えています。
日々節約をすることによって、速攻でお金を生み出すに等しい効果があるため『お金を使わない=お金を稼ぐ』と言い換えることができます。
副業をする理由は様々だと思いますが、本業の稼ぎとは別に少しでもお金にゆとりを持たせるためにする方が多いのではないでしょうか。
生活に余裕を持たせるために、本業の収入を上げたり、資産運用をしたり、副業でアルバイトをしたりするのが一般的ですが、支出を減らすことで副業レベルの効果が期待できます。
このページでは、節約こそが最強の副業である理由を解説していきます。
お金を生み出す4つの方法
生活にゆとりを持たせる4つの方法は以下の通りです。
お金を増やす方法
- 本業の収入アップ
- 副業で稼ぐ
- 投資でお金を運用する
- 支出を減らす
この4つの方法の中で、最も速攻で効果が出る方法は『支出を減らす(節約)』なのではないでしょうか。
副業としてビジネスを始めても確実に結果が出るとは限りませんが、支出を減らす行為は誰でも確実に成果が得られます。
節約が第一優先
会社員の場合、本業の収入をアップさせることは自分ではコントロールできません。
頑張って働いて昇給・昇進したとしても、会社次第でクビになることは普通にあり得ます。
かと言って副業や投資は、それなりに知識と時間と労力と元本が必要になるので、誰しもが簡単にできるものではありません。
しかしながら、支出を減らす行為は自分がお金を使わない決断をするだけなので、お金を生み出す4つの方法の中では比較的難易度が低いと言えるのではないでしょうか。
もちろん、単純に節約といってもある程度の知識・時間・労力を費やさないと、むしろお金がかかってしまう場合もあるため注意が必要です。
節約は誰でもできる
節約はやる気次第で実質的にお金を生み出すことができる唯一の方法です。
たとえば、毎日の食事回数を1回減らすだけで1回分の食費を削れますし、週末に遊びに行く回数を月1回削るだけで1回分の交際費を削れます。
引用元:PRTIMES
食事回数を減らす効果(1食500円想定)
- 1日3食の食費:1,500円
- 1日2食の食費:1,000円
- 1日1食の食費:500円
週末遊びに行く回数を減らす効果(1週5,000円想定)
- 週4回の交際費:20,000円
- 週3回の交際費:15,000円
- 週2回の交際費:10,000円
- 週1回の交際費:5,000円
お金を使う行為を我慢すればその分のお金が浮いてくるという考えです。
節約は即効性がある
先月までの生活費が20万円かかっていた場合、今月から生活費を15万円に節約することができれば、5万円のお金が毎月浮いてきます。
節約は開始したその日から成果を得られるためかなり即効性があります。
石川啄木
はたらけどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり
会社の給料を5万円増やすのは簡単なことではありません。
節約だけではお金を稼げない
節約は0からお金を生み出す行為ではありませんが、そもそも働くなりなんなりしてお金を稼がなければ生きていけないという前提があります。
本来使うはずだったお金を使わなかったわけなので、お金を生み出せたと思っても良いのではないでしょうか。
たとえば、家賃6万円の物件から4万円の物件に引っ越すと、家賃4万円の物件に住み続ける限り半永久的に毎月2万円のお金が浮いてくるという結果が出ます。
注意
家賃の目安は給料の3分の1は高すぎる
節約でお金を使わないという行為は、お金を生み出しているといっても過言ではありません。
固定費を見直すと効果的
短期的に節約したとしても、その反動でお金を使ってしまえば意味がありません。
昨日は昼しか食べなかったから今日は朝昼夜を豪華にしようという考えでは節約には程遠いです。
たとえば、目標にしている貯金額が貯まるまで1日1食を継続しようとか、欲しい物を買うお金が貯まるまで遊びにいく回数を減らそうとか、節約を継続する期間を設定する必要があります。
食費や交際費の削減は3日坊主に終わってしまう可能性が高いと思うのであれば、まずは固定費の削減からとりかかりましょう。
まずは固定費の見直し
携帯代・電気代・保険代・水道代・ガス代・家賃・通信費等は、一度見直してみることによって永続的に節約効果が得られる
固定費の中には、自身の使用量によって支払額が前後する項目も含まれますが、自身の使用量に定額料金が加味されていたりするので、見直す価値はあると思います。
まずは自分の財布からお金が流れ出ている穴を塞ぐところから始めましょう。
生活満足度を下げずに節約する
『節約=我慢』という先入観は捨てて、生活満足度を下げずに節約していく必要があります。
少ないお金で生活することに慣れてくれば、幸せをより濃く感じられるようになると思います。
月10万円で暮らす場合の支出イメージは以下の通りです。
月10万円生活
- 家賃 :40,000円
- 食費 :20,000円
- 水道光熱費:10,000円
- 交際費 :10,000円
- 通信費 :5,000円
- 衣服美容費:5,000円
- 日用品費 :5,000円
- 雑費 :5,000円
一人暮らしの方限定ですが、月10万円以内で生活したとしても十分すぎるほどに文化的で豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。
お金を使わせる罠を回避
世の中には私たちにお金を使わせる罠が数多く張られています。
ちょっとテレビをつければ有名タレントが商品を宣伝しているCMがガンガン流れていたり、金持ちのユーチューバーがコンビニで爆買いして商品レビューしています。
スマホでゲームをしようとしても、多少は課金をしなければまともに遊べない仕組みになっています。
街を歩けば美味しそうな食べ物・楽しそうな遊戯スポット・煌びやかな高級ブランド品・キレイなお姉さんが目に入ります。
社会人が仕事のストレスを発散するために、駅前には飲み屋やパチンコ店が建ち並んでいます。
何気なくネットサーフィンをしていると、このまま会社で働いているだけではヤバいという不安を煽られて、高額な情報商材を買わされたり高級サロンに入会させられたりもします。
もし収入がアップすると、今住んでいるマンションよりも家賃が高いマンションに引っ越したくなったり、それに伴い部屋の家具・家電を新調してみたくなったり、車を新しく買うためにローンを組んだりしてしまうようになっています。
本当に必要なものだけ買う
自分にとって本当に必要なものを見極められるようになると、物は少なくても充実した気持ちでいられるようになります。
本当に必要なものと必要でないものが何かを見分けるセンスが重要になってきます。
物を大切にするようになると、今までいかに無駄な買い物をしていたかに気づき、必然的にお金も貯まってくるのではないでしょうか。
買い物をする前に今ある不要なものを処分すれば、本当に必要なものしか買わなくなります。
投資は怪しいイメージ
当ブログ内では、投資先の運用実績やお金関連の話を記事にしていますが、現実ではお金の話自体を全くしないようにしています。
リアルで投資の話をすると、以下のような言葉が返ってきます。
投資話
- 家族:『投資とかうさんくさいことは止めて貯金しなさい』
- 会社:『投資する時間があるならもっと会社に貢献しろ』
- 友達:『投資で儲けてるんだったら奢ってくれ』
しかしながら、節約で貯めたお金を少しずつ投資に回すことが、会社を脱出するために必要な行為だと私は考えています。
ミニマムに暮らすまとめ
経済的自由を得るためには、世間体や見栄を捨てて自分が幸せだと感じられる基準を見つけることが大切だと思います。
節約と我慢の関連性を完全に無くすことはできませんが、必要以上のお金を使ってしまっている可能性があるのではないでしょうか。
余計なものは極力買わないようにして、本当に必要な物を見極める能力を身につけていかなくてはいけません。
自分にとっては価値のある物をじっくりと見極めてから、大切な大切なお金を使っていきたいところですね。