投資の教科書

【FXの塩漬けとは】期間は何年で負けない?メリット・デメリットや解消法を解説

FXの塩漬けって一体どういう状態のこと?

 

相場の見通しが外れて含み損を抱えてしまったポジションを、損切りせずにそのまま長期間持ち続けたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

FXにはポジションの保有期間が決められていないため、トレーダーの裁量でポジションを持ち続けることもできます。

 

一定以上の含み損を抱えた状態で決済すると大きく投資資金が減ってしまうため、どうしても損切りをするのを躊躇してしまいがちです。

 

管理人
塩漬けのメリット・デメリットや解消法を解説していくので参考にしてください!

 

FXの塩漬けとは

 

FXの塩漬けとは、含み損を抱えたポジションを損切りせずに、長期間ポジションを持ち続けている状態のことです。

 

自分の戦略とは反して、含み損ポジションを損切りするタイミングを見失い、ずるずると損失が拡大してしまっている場合に使われます。

 

ポイント

  • 良い塩漬け:含み損を抱えることを前提とした長期保有戦略
  • 悪い塩漬け:根拠なきギャンブルトレードで損切りできない状態

 

損失を確定させることへの恐れと、しばらく待てば戻るかもしれない期待から、ついつい塩漬けにしてしまう人が多いようです。

 

塩漬けにすれば負けない?

突然保有ポジションが急落した時や下落が継続した時は、自分の運用戦略は正しいと固く信じている投資家であっても弱気にならざるを得ません。

 

為替相場はある一定の幅の中で上下する性質があるので、塩漬けにしておけば値はいつか戻ることもあります。

 

値が上がりすぎたり下がりすぎたりした場合は、各国の政府や中央銀行が何らかの介入をして調整をしてきます。

 

損切りをせずに塩漬けることが必ずしも悪いとは言い切れません。

 

塩漬けのメリットを解説

 

塩漬けのメリットは以下の3つが挙げられます。

 

ポイント

  • 値はいつか戻る
  • スワップポイントで稼げる
  • ホールド力が高まる

 

基本的には塩漬けはおすすめできませんが、損失を確定させないメリットはいくつかあります。

 

値はいつか戻る

含み損ポジションを塩漬けしていたとしても、ポジションを決済せずに保有している限り、いつか建値に戻ってくる可能性があります。

 

▼米ドル円の月足チャート▼

 

リーマンショックが発生した頃まではずるずると80円以下まで下落していきますが、2022年には150円まで上昇しました。

 

つまり、150円より下の塩漬けロングポジションは、2022年に全て利確できたということになります。

 

長期チャートでレンジ相場を形成している通貨ペアであれば、一時的に大暴落や大暴騰が発生したとしても、時がたてば中央付近に値が戻ってくる可能性が高いです。

 

ポイント

「諦めたらそこで試合終了ですよ」by安西先生

 

資金力がある人は証拠金維持率を十分に保って、あえて数年単位の長期保有をすることも手段の一つです。

 

スワップポイントで稼げる

塩漬けをしている通貨ペアによりますが、塩漬けしている状態でもスワップポイントで利益を上げられる可能性があります。

 

スワップポイントは、低金利な通貨を売り高金利な通貨を買うことによって、その金利差分のお金を得ることができるものです。

 

ポイント

2つの通貨の金利差によってお金を得る戦略的手法

 

コツコツとスワップポイントが貯まっていくことで、含み損分を相殺することも可能です。

 

ホールド力が高まる

相場が急変したとしても、自分の資産を掴んで離さないホールド力の向上が極めて重要です。

 

株価や為替の推移は誰にも予測できないので、流れに身を任せるしかありません。

 

ポイント

自分が選んだ投資先に投資した後は余計なことをしないに尽きる

 

一生懸命分析したり試行錯誤したりして一喜一憂しながら売買を極めるよりも、投資していること自体を忘れてしまっていたほうが儲かります。

 

塩漬けのデメリットを解説

 

塩漬けのデメリットは以下の3つが挙げられます。

 

注意

  • メンタルに負担がかかる
  • 運用資金が拘束される
  • 強制ロスカットのリスクがある

 

FXトレードは最悪の状況を想定して判断をすることが重要です。

 

メンタルに負担がかかる

FXの塩漬けは、いつ塩漬けが終わるのかという不安を生み出すため、どうしてもメンタルに負担がかかってしまいます。

 

いつ塩漬けから解放されるかわからない不安や、今後さらに損失が拡大する恐れがある不安を抱え続けることになります。

 

注意

精神状態が安定していなければ適切な判断をすることができない

 

損失を取り返すために無理矢理トレードをしたり、さらに資金管理を崩してしまう危険性が残ります。

 

運用資金が拘束される

含み損ポジションを塩漬けしている間は、資金がロックされるためトレードに使える資金が減った状態です。

 

トレードに使える資金が減るということは、他にチャンスが来た時に資金不足でトレードができず機会損失となってしまうかもしれません。

 

注意

値が戻ってポジションを解消するまでは必要証拠金と含み損分の資金がロックされる

 

下手をすると10年20年以上も資金が拘束されることになる危険性もあります。

 

強制ロスカットのリスクがある

塩漬け期間はかなり長い年数を要する可能性があり、今後必ずしも戻ってくるわけではありません。

 

そのままずるずると値が逆行していくことで証拠金維持率が持ちこたえられなくなると、最終的には強制ロスカットされてしまいます。

 

注意

塩漬けした後に強制ロスカットされると損失額が大きくなる

 

根拠なく保有してしまった悪い塩漬けポジションを、資金を追加入金してまで耐えようとすると、いつかはほぼ間違いなく大損することになります。

 

FX口座を開設するならどこが良い?

 

FX口座を開設する時は、以下の条件のように自身にとって最適なFX会社を選んで組み合わせることが大切になります。

 

 FX口座の開設目的  おすすめの会社の特徴
 短期取引  スプレッドの狭い会社、約定力の高い会社
 長期取引  スワップポイントが高い会社
 物色売買  通貨ペア数の多い会社
 情報収集  情報量が多い会社、チャートが見やすい会社
 自動売買  自動売買可能な会社
 少額取引  取引通貨単位が1,000通貨以下の会社

 

逆神やインフルエンサーがオススメしているFX口座を選ぶ前に、自身の目的を達成できそうな優位なFX会社を探してみてはいかがでしょうか。

 

FX投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。

 

FXは生活に支障が出ない余剰資金で行いましょう。

 

損切りルールを決めよう

悪い塩漬け状態での含み損ポジションを損切りをしないままにしておくと、損失だけがどんどん広がっていき取り返しのつかない状態になってしまう可能性があります。

 

気分の浮き沈みと同じように株や為替の値段も日々変動しており、上がったり下がったりを逐一気にしていたらキリがありません。

 

レートは毎日(平日)変動するものなので、大きく下落したり大きく上昇したりすることも当然あります。

 

新規でポジションを建てる前に損切りルールを決めておくことで、悪い塩漬け状態を回避するようにしましょう。

 

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