投資の教科書

【FXの狼狽売りとは】損切りとの違いと失敗しないための対策方法を解説

予想に反して価格が下がり続けると慌てふためいて売ってしまう…

 

【狼狽売り(ろうばいうり)】とは、株やFXなどでポジションを保有したのちに、相場が急落したときにあわてふためいて売却してしまうことです。

 

投資初心者のうちは狼狽売りをしてしまう傾向があり、お金を増やすどころか逆に減らしてしまいがち。

 

投資を成功させるには売買のタイミングを見極めるのが難しいため、急激な価格の下落によって不安を感じてしまい発作的に手放してしまいます。

 

管理人
狼狽売りの意味と対策方法を解説していくので参考にしてください!

 

狼狽売りの意味とは

 

狼狽売りとは【狼狽=うろたえる、慌てふためく】という日本語の意味のとおり、自身の予想に反して株価が急落したことによって慌ててポジションを売却してしまうことです。

 

不安にかられてSNSをチェックすると売れ売れの大合唱で、なんとなく取り残されたような気持ちになってしまい大事な資産を自ら減らしてしまいます。

 

注意

底値のめどがたたず保有ポジション価格が大幅に下落する日が続くと、はやく投げ売ってしまいたいという衝動にかられる

 

これまでは順調に価格が推移していた銘柄が突然急落すると、中級者以上でも慌てふためいて狼狽売りをする例も少なくありません。

 

損切りの意味とは

【損切り】とは、資産が減っていく状況を自ら断ち切ってしまう行為のことをいいます。

 

含み損ポジションを損切りをしないままにしておくと、損失だけがどんどん広がっていき取り返しのつかない状態になってしまう可能性があります。

 

注意

損切りをしなくとも値が戻ってきて利益が出るかもしれないという考えは危険

 

そのような状態を回避するために、損失しか生まない病原体を見切ってしまうことで自身の資産を守る行為です。

 

狼狽売りと損切りの違い

狼狽売りは慌てて売る、損切りは損失を覚悟して売る、という違いがあります。

 

損切りとの違い

  • 損切り:冷静に判断して機械的に実行する
  • 狼狽売り:慌てふためいて感情的に実行する

 

保有ポジションが含み損状態の時に手放すと、損切りであれ狼狽売りであれ損失が発生しますが、実行するときの精神状態がそれぞれ全く異なるものです。

 

あらかじめ自分の損切りルールを決めておくことで、相場急落時に狼狽売りをせずにすむかもしれません。

 

狼狽売りの対策方法

 

突然保有ポジションが急落した時や下落が継続した時は、自分の運用戦略は正しいと固く信じている投資家であっても弱気にならざるを得ません。

 

しかしながら、一時的に下落したあと材料出尽くしとみなされて、元の価格よりも高くなるケースがあります。

 

狼狽売りを何度も繰り返していると損失が拡大していく可能性が高いため、事前にしっかり対策を行うことが大切です。

 

ここからは、狼狽売りを繰り返さないための対策方法を5つ紹介していきます。

 

狼狽売りの対策方法

  • 投資先を分散する
  • 少額で取引する
  • 損切りラインを決めておく
  • 資金管理を徹底する
  • 暴落した原因を探らない

 

投資先を分散する

投資のリスクをできる限り軽減させる方法は、投資先と時間の分散を心がけることです。

 

全財産を同じ投資先に突っ込んだ結果、リーマンショックのような世界的な大暴落相場に直面してしまい、全財産を飛ばしてしまうなんてことになりかねません。

 

注意

投資の格言:卵は一つのカゴに盛るな

 

投資先を分散しておき、儲けられないことが判明した時点で見切ってしまえるようにしておく必要があります。

 

少額で取引する

投資はお金持ちであればあるほど有利になるのは間違いありませんが、初心者のうちは少額から投資を始めるべきです。

 

少額で取引する

時には損失が出るものだという考えを持っておくことが大切

 

ポジションサイズを小さくすることで感情的になる要因を減らすことができます。

 

含み損が発生も少額に抑えられるため狼狽売りをする可能性が低くなります。

 

損切りラインを決めておく

あらかじめ損切りラインを決めて計画的にFXを行うことが大切になります。

 

損切りラインを決めておく

自身のロスカット(損切り)ルールを決めておくべき

 

一度決めた損切りラインは動かしてはいけません。

 

事前に損切りラインさえ決めておけば、大きな損失を出すことなく最小限に抑えられる可能性が高まります。

 

資金管理を徹底する

FXで勝てるようになるには、まずは適切な資金管理を徹底しなければなりません。

 

資金管理の手順

  1. リスクリワード(損失:利益=1:2)を設定する
  2. 必要証拠金は口座残高の5%以内におさえる
  3. 1回の損失額は3%以内におさえる

 

リスクリワードとは、1回の取引における損切り幅と利益確定幅の比率です。

 

なんの根拠もなく売り買い(ロング・ショート)を繰り返しているだけでは、継続して利益を出すのは難しいと思います。

 

暴落した原因を探らない

自分が保有している銘柄が大暴落した時、いったん心を落ち着かせるために暴落した原因を探ることはおすすめできません。

 

暴落した原因を探らない

相場が暴落している時は悲観的な意見やニュースばかり報じられている

 

FXのプロでも相場を完璧に予想することはできません。

 

相場が下落している時に企業のホームページやニュースサイトやTwitterなどの口コミをチェックしても、売れ売れの大合唱で背中を押されるだけです。

 

FX口座を開設するならどこが良い?

 

FX口座を開設する時は、以下の条件のように自身にとって最適なFX会社を選んで組み合わせることが大切になります。

 

 FX口座の開設目的  おすすめの会社の特徴
 短期取引  スプレッドの狭い会社、約定力の高い会社
 長期取引  スワップポイントが高い会社
 物色売買  通貨ペア数の多い会社
 情報収集  情報量が多い会社、チャートが見やすい会社
 自動売買  自動売買可能な会社
 少額取引  取引通貨単位が1,000通貨以下の会社

 

自身の目的を達成できそうな優位な会社を選ぶようにするようにしましょう。

 

FX投資のやり方や、どのFX会社の口座を使っているのか、元手いくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。

 

投資成績が良い人の共通点

投資成績が良い人の特徴として、余計なことをしない人や余計なことができない人という共通点があるようです。

 

投資成績が良かった人ランキング(2003~2013年)

1位:亡くなっている人
2位:運用しているのを忘れている人

 

相場は常に変動しているものだということは理解しているにもかかわらず、前触れもなく暴落すると慌てて狼狽売りをしてしまう投資家も少なくありません。

 

狼狽売りを何度も繰り返していると損失ばかり膨らむ可能性があるため、状況をよく見極めて冷静に判断することが大切になります。

 

書籍やネット記事には損切りの重要性ばかり書かれており、情報アンテナを張れば張るほど投資に詳しくなればなるほど余計なことをしてしまいます。

 

今まで安全だと言われてきた銘柄や手法がいつまで通用するかは誰にも分かりません。冷静な判断で狼狽売りでの失敗を防ぐように心がけましょう。

 

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