ミニマリストとは、自分にとって不要なものを手放すことによって、本当に必要なものだけを手元に残すライフスタイルを指します。
物を減らすだけでなく、無駄な時間や情報のほかにも人間関係などを減らすこともミニマリストの一部です。
できる限り不要なものを手放し、自分にとって本当に大切な物だけを持つことで、金銭的にも精神的にも豊かな暮らしを実現させようという考えです。
Contents
ミニマリストとは
【ミニマリスト】とは、物をできるだけ持たないようにして、本当に必要なものだけを手元に残すライフスタイルのことを指します。
ミニマリストと一言でいっても、人によって部屋に置いている物は違います。ミニマリストだからといって持っている物や持っていない物が決まっているわけではありません。
たとえば、ミニマリストの部屋としてほぼ寝具しかない部屋が紹介されることがありますが、生活に不便が出るほど物を減らした人がミニマリストというわけではないのです。
経済的自由に近づくために、少しずつ物を減らし家具も生活用品も必要最低限にして、精神的に安定した状態でスッキリ暮らすことを目指している人もいます。
ミニマリストが捨てたものリスト
月10万円前後でミニマムに生活していくには、様々なものを断捨離する必要があります。
ミニマリストと呼ばれる人が捨てたものは以下の通りです。
ミニマリストが捨てたもの20選
- テレビ
- 掃除機
- コタツ
- ゴミ箱
- 三角コーナー
- ラグカーペット
- バスマット
- 使わない食器
- 来客用の布団
- 不要な人間関係
- 思い出の品
- プライベートのSNS
- 飲み会
- ポイントカード
- ブランド品
- スーツケース
- トースター
- 収納ケース
- 電気ケトル
- 本棚
「ものが捨てられない」という人や「何を捨てるべきなのかわからない」という人は、上記の20選を参考にしてみてはいかがでしょうか。
1ヶ月触らなかったら捨てる
「何かあった時に使うかもしれない」という考えに至ってしまい、なかなか物を捨てられなくなってしまうものです。
捨てるか残すか迷った場合は1ヶ月触らなかったら捨てる。というルールを作ってしまいしょう。
1ヶ月触らなかったら捨てる
再度入手できるものは真っ先に断捨離するべき
自分の好きな空間やライフスタイルを作って快適に豊かに暮らしていくために、残すか捨てる悩んだ場合はとりあえず捨ててしまうのも手段の一つです。
ミニマムに暮らすメリット
まずはミニマムに暮らすメリット一覧を見ていきましょう。
ポイント
- 物が少ないので整理整頓が楽
- 物を探す時間が減る
- 無駄使いが減り貯金が増える
- 支出を抑えられるので無理に働かなくてもよくなる
平均的なビジネスマンは、探し物をしている時間に1年間で約150時間を費やしているそうです。
本当に必要なものとは
本当に必要なものを見極められるようになると、物は少なくても充実した気持ちでいられるようになります。
ミニマリストになるには、本当に必要なものと必要でないものが何かを見分けるセンスが必要なのではないでしょうか。
物を大切にするようになると、今までいかに無駄な買い物をしていたかに気づき、必然的にお金も貯まってくると思います。
なにかの買い物をする前に今ある不要なものを処分すれば、本当に必要なものしか買わなくなります。
ミニマムに暮らすデメリット
ミニマムに暮らすデメリット一覧を見ていきましょう。
注意
- 必要な物がなさすぎて余計な支出が増える
- 人間関係の形成を見直す必要がある
- 健康面で問題が生じる
- 慣れるまでは精神的にキツイ
デメリットとしていくつか挙げましたが、デメリットのまま終わってしまうかメリットに変換できるかどうかは考え方次第です。
『ミニマリスト=物を捨てるというイメージは間違い』であり、自身にとって必要か不必要かの見極めが重要。
たとえば、ネット等で「ミニマリストは車を保持していてはいけない」的なことが書いてあったとしても、それが正解かどうか人それぞれです。
車を手放さなくてはミニマリストにはなれないというのは間違っています。
無駄なものを買いたくなる
物を買うとそれに付随した商品がさらに欲しくなってくるような仕掛けがあり、買えば買うほど家に物が溢れかえる仕組みになっています。
最初は我慢してでも物を買わないことを徹底しないと、余計な物を買いたくなるようになっている世の中の罠から抜け出すことはできません。
物を買わないようにして支出を抑えることに成功すると、経済的自由へのハードルがさがります。
生活費を稼ぐために働かなくてはいけないわけですが、生活コストを下げることができれば無理に長時間働かなくてもよくなります。
完全に仕事を止めてしまうのは難しいものの、ミニマムに暮らすことを極めればセミリタイアであれば達成可能。
会社で働いて給料を貰う以外の収入源を構築していくと、さらに生活が楽になります。
月10万円の不労所得でセミリタイア
月10万円の不労所得があれば、生活費を賄える人もいるのではないでしょうか。
ポイント
- 株式投資やFX投資(配当、スワップ金利など)
- 不動産投資(家賃収入、売却益)
- 印税収入
- 広告収入(ブログ、動画配信など)
ミニマムに暮らすことで支出を減らし、少しずつ不労所得を伸ばしていくことができれば、労働から脱出できる道筋も見えてくるかもしれません。
体が動かなくなるまで会社で働きたくないと考えるのであれば、会社の給料に頼ることなく生活できるように自力でお金を稼げるように行動していきましょう。
経済的自由もとめてミニマムに暮らす
どれだけお金を稼ぐ能力が高かったとしても、稼いだお金を貯める能力が無ければお金は貯まっていきません。
ミニマリストになるために物を捨てるのではなく、経済的自由をもとめてミニマムに暮らしたいところです。
会社の給料は自分自身ではコントロールできない部分が多いので、まずは自分自身でコントロール可能である支出を見直すことが大切だと思います。
余計なものは極力買わないようにして、本当に必要な物を見極める能力を身につけていかなくてはいけません。
節約が第一優先
会社員の場合、本業の収入をアップさせることは自分ではコントロールできません。
頑張って働いて昇給・昇進したとしても、会社次第でクビになることは普通にあり得ます。
ポイント
副業や投資はそれなりに知識と時間と労力と元本が必要
支出を減らす行為は自分がお金を使わない決断をするだけなので、比較的難易度が低いと言えるのではないでしょうか。
もちろん、単純に節約といってもある程度の知識・時間・労力を費やさないと、むしろお金がかかってしまう場合もあります。
承認欲求を捨てる
お金で買えないものや解決できないことも多数ありますが、お金はいくらあっても困ることは無いので、お金を『貯める』能力を極めて経済面でゆとりを持ちたいところです。
無駄な支出を抑えて無駄な労働から脱出するには、他人は他人に対して何の興味も無いということを意識しなくてはいけません。
お金を無駄に浪費しないためには承認欲求を捨てる必要があります。見栄に左右されているとお金は減り続けます。
ミニマリストは多くの著名人も実践している生き方です。この機会にミニマリスト生活をスタートしてみてはいかがでしょうか。