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経済的格差が広がり続ける原因
今の世の中は、既にお金持ちの人はますますお金持ちになっていき、貧乏な人はますます貧乏になっていく仕組みになっていると言わざるをえません。
最初からお金持ちとして生まれたのであればお金に苦労することはありませんが、お金持ちとは呼べない環境に生まれた場合は現状を打破すべく真剣に考える必要があります。
「はたらけどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり」という、石川啄木の第一歌集『一握の砂』に収録された名歌があります。
学校の国語の教科書に必ず出てくる超有名な名歌で、まさしく今の世の中を象徴しているのではないでしょうか。
働けど働けどお金はなかなか貯まっていかず将来の不安を消えることはありませんし、お金持ちに対して不平不満を漏らしたところで自分の生活が楽になるわけでもありません。
このページでは、経済的格差の原因と足りない生活費の増やし方を解説していきます。
お金の増やし方
一時的にお金を増やす方法は以下の通りです。
お金の増やし方
- 不用品を売る
- 単発・日雇いバイトをする
- すきま時間でできる副業をする
- クレジットカードのキャッシングを利用する
- 無利息期間のあるカードローンを利用する
やむを得ない事情で生活苦に陥っている場合は【公的融資制度】を利用するのも手段の一つです。
公的融資制度
- 緊急小口資金
- 住宅確保給付金
- 総合支援資金
格差社会の元凶【r>g】とは
人生はスタートの段階で勝敗が決まり、貧富の差をそのまま放置すればするほど拡大していくという時代が近い将来にやってくるという説があります。
というよりも既にそのような世の中になりつつあり、貧富の差・格差が広がり続ける理由・原因は【r>g】という数式で表すことができます。
『r』の意味は資本収益率で、『g』の意味は経済成長率を示しています。
資本収益率とは
資本収益率とは、株等の投資によって得られる利益の伸び率(不労所得)を表します。
自身が会社に出勤して得られる給与所得ではなく、株の配当収益等で得られる利回りのことで、お金を働かせることでお金を生み出す仕組みが成立している状態。
「お金を働かせる」とは、眠っているお金や浪費していたお金を資産運用(投資)してお金を増やしていき、さらに増やしたお金を再投資することで複利の効果を得ることです。
経済成長率とは
経済成長率とは、労働による所得の伸び率を表しています。
数値が伸びれば伸びるほど国民全体が豊かになっていくという効果があり、個人ベースで見ると年収がアップしたりボーナスが多く貰えるなどの恩恵が受けやすくなります。
「はたらけどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり」とは真逆のイメージと言ってもいいかもしれません。
1987年頃から1990年中頃までの日本のバブル時代が、まさしくこの数値が高かった頃です。
お金に働いてもらう
『g(給与)』だけではなく『r(不労所得)』も得ないことには、どれだけ一生懸命働いてもお金持ちになるのは難しい世の中が訪れています。
言い換えれば、世の中のお金持ちは『r(不労所得)』中心でお金を得ています。
現在は、仕事を頑張ったら頑張った分だけ努力が報われ、しっかりとしたお金が貰える時代ではありません。
むしろ会社は、仕事ができて給料が高い優秀な人ではなく、給料が低くてすむ人材を求めている傾向が伺えます。
会社をクビになる条件
社員がどれだけ頑張っても会社の業績が悪くなるということは普通にありえることで、会社を存続させるための人員削減が検討されます。
会社のために身を粉にしてサービス残業も文句ひとつ言わずに頑張り、確かな実績を積み上げてきた人でも、給料が高いという理由ででクビになることもあります。
会社クビ候補
会社の人員削減には給料が高い人も候補にあがる
同じ仕事をやらせて同じような結果なら、給料が高いベテランに仕事を任せるのではなく若くて給料の安い人材に仕事をやらしたほうが良いと判断されます。
ですが、若くて優秀な人はそのような会社を選ばないので、今までどうやって生きてきたのか聞きたくなるような人しか集まりません。
アベノミクスで経済は回復したと言われていますが、実態は会社員の給与は上がらず物価だけ上がっているのが事実。
『g(給与)』だけではなく『r(不労所得)』も得るために、資産運用(投資)をしてお金に働いてもら必要性を感じる世の中になっています。
収入源の一つに投資を組み込む
私は、収入源の一つとしてFX投資を組み込んでいます。
FXはハイリスクハイリターンで『危険・稼げない・損する』とも言われていますが、やり方次第では収入源の一つになり得ます。
会社依存は危険
投資はリスクだが会社に命を握られ続けるほうがハイリスク
投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。
若い間は多少の無理が利きますが、40歳を越えたあたりから自身の体力の限界を感じ始めている人も多いのではないでしょうか。
会社のために身を粉にしてサービス残業も文句ひとつ言わずに頑張り、高い給料を貰えるようになったとしても会社次第でクビになることもあります。
支出を減らすと同時に収入も増やすべきです。
支出を減らす必要性
親が資産家で充分なお金があれば充実した教育を受けることができ、そこで得た優良な知識や人脈を持った状態で社会に出ることができます。
少し偏った見かたをすれば、親がめっちゃ金持ちで遺産に恵まれた人が何をやっても勝つ世の中になりつつあるのです。
お金がすべてではありませんが、当然ながらお金があったほうが良いに決まっています。
働いても生活が足りないのであれば、収入を増やすと同時に支出も見直していくべき。
金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ
自分自身や大事な人が怪我や病気にかかっても、お金が無ければまともな治療を受けさせることすらできません。
会社をクビになったら生活ができなくなるので、台風の日に電車が半日以上止まっていても出勤しなくてはいけません。
漫画、闇金ウシジマくんの中で言い放たれる名言の内の一つ。「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」が当てはまるのではないでしょうか。
投資をゴリ押ししているわけではありませんが、そんな世襲資本主義や不自由な日々に飲み込まれる前に、お金持ちになるチャンスを放置してもったいない人生を送らないために、何かしらの適切な行動を起こす必要性があるのかもしれません。