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リスクオン・リスクオフとは相場の先行きの大局を示す金融用語です。
リスクオン・リスクオフの意味や違いを理解することは、マーケットの大きな流れを把握できたり無駄な損失を避けられる等の様々な利点があります。
FXの為替相場は、テクニカル的な要因やファンダメンタルズのほかにも、全体的な相場のムードが値動きの方向性に強く関与しています。
Contents
FXのリスクオンとは
リスクオンとは、投資家がリスクと取っても良いと判断し、新興国通貨等のリスクが高い資産を買う動きのことです。
相場がリスクオンムードの状態は、投資に向いている資産が買われて、資金調達に向いている資産や価値の保存に向いている資産が売られる傾向があります。
ポイント
リスクオンは現在安心して投資をできる状況のこと
文字通りに受け取るとリスクがオン(発生)するという意味にとらえてしまいがちですが、積極的にリスクを取って比較的危険なリスク資産を買う相場のことを言います。
リスクオンの判断方法
リスクオン相場であるかどうかの判断方法は、リスクオン時に上昇しやすい投資先が上昇しているかどうかで判断できます。
ポイント
- 株式
- 高金利通貨
- ジャンク債
- 高利回りの社債・国債
- 原油・銅などのコモディティ
リスクオンは、将来的に好景気が予想される状態になり投資家たちがリスクを取っている状況を意味します。
市場参加者が経済の見通しについて楽観的で、リスクの高い資産に積極的に投資する動きを見せます。
リスクオンで買われる通貨
為替相場がリスクオンムードの時に買われやすい通貨は以下の通りです。
ポイント
- オーストラリアドル
- ニュージーランドドル
- ブラジルレアル
- トルコリラ
- 南アフリカランド
リスクオン相場時は高金利通貨・新興国通貨が買われやすい傾向があります。
原則的にリスクを取ることでリターンが大きくなる金利が高い通貨が人気です。
FXのリスクオフとは
リスクオフとは、経済不安が広がったり地政学的リスクが高まった時に、投資家が株式や新興国通貨などリスクが大きい資産を手放す動きのことです。
相場がリスクオフムードの状態は、損失リスクを避けて比較的安全資産とされている国債などの資産に資金を振り替える動きが見られます。
注意
リスクオフムードは安心して投資ができない状況のこと
文字通りに受け取るとリスクがオフ(消滅)するという意味にとらえてしまいがちですが、リスクを避けて比較的危険な資産を手放す相場のことを言います。
リスクオフの判断方法
リスクオフ相場であるかどうかの判断方法は、リスクオフ時に上昇しやすい投資先が上昇しているかどうかで判断できます。
ポイント
- 安全通貨
- 低利回りの国債
- ゴールド
- 安定株
- 恐怖指数
リスクオフは、将来的に景気が悪化することが予想され投資家たちが投資を渋っている状況です。
市場の不確実性が高まるとリスク回避姿勢が強まり、高利回りの資産を売却して安全な低利回り資産を買う動きが見られます。
リスクオフで買われる通貨
為替相場がリスクオフムードの時に買われやすい通貨は以下の通りです。
ポイント
- 米ドル
- 日本円
- スイスフラン
リスクオフ相場時は安全通貨と言われる日本円やスイスフランが買われる傾向にあります。
金利が低い通貨であっても、戦争に巻き込まれにくく経済が安定している国の通貨が人気です。
リスクオンとリスクオフの転換点
為替相場や株式相場は毎日変動しており、テクニカル的な要因やファンダメンタルズのほかに、市場の雰囲気で方向性が決まることがあります。
リスクオンムードは地合いが良い、リスクオフムードは地合いが悪いとも言われています。
ポイント
- リスクオンムードで円安株高になる傾向
- リスクオフムードで円高株安になる傾向
市場は様々な要因で動いていますが、投資家の心理や雰囲気で形成されている側面も大きいです。
FXのテクニカル分析とは
FXのテクニカル分析とは、過去の値動きを分析して未来の値動きを予測する相場分析方法です。
為替相場は過去の値動きと未来の値動きが全く同じになることはありませんが、似たような値動きのパターンが当てはまる時があります。
ポイント
移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標(インジケーター)を使って分析する
過去の値動きと似たようなパターンを探していくのがテクニカル分析の基本です。
FXのファンダメンタルズ分析とは
FXにおけるファンダメンタル分析とは、世界経済に関する情報や各国の経済指標や各国の政治動向などで、為替相場の中長期的な値動きを予測する分析手法です。
日々発表される経済指標や要人発言などの情報収集が、ファンダメンタルズ分析をする上で極めて重要になります。
ポイント
特に中長期投資を行う上でファンダメンタルズ分析は必要不可欠
景気や経済との関連が強い情報ほど為替レートへの影響が大きくなります。
FXの窓とは
FXにおける窓とは、ローソク足とローソク足の空間になります。
土日にリスクオン・リスクオフ相場になる要人発言があったり地政学的リスクが発生することもあります。
その場合、金曜日の最後につけたローソク足から月曜日の最初につけるローソク足がジャンプします。
ポイント
- 上窓:ローソク足が間隔を開けて上方向に離れている状態
- 下窓:ローソク足が間隔を開けて下方向に離れている状態
ローソク足の間が窓が開けたように見えることから窓開けと呼ばれており、リスクオンとリスクオフの切り替わる転換点になることもあります。
週明けに窓が開く理由
月曜日の朝に窓が開く理由は以下の通りです。
注意
土日に地政学的リスク発生や重要議論の結果が出た場合
基本的には土日に重要指標は発表されませんが、土日に要人発言があった場合は週明けの相場に影響を与えます。
市場にインパクトを与える地政学的リスクが発生した場合も、チャートが窓を開けてスタートする可能性が高まります。
勝てる投資家と勝てない投資家の違い
大暴落相場時こそ「おれはあほうだから、あほうよりひどいものはない」というくらいの開き直った気持ちで行動すると好結果につながることがあります。
ピーター・リンチ氏
「暴落は、目を付けた会社の株を買う絶好の機会である。調整は素晴らしい会社の株をバーゲン価格まで下げてくれる」
勝てない投資家は様々な手法に手を出した結果うまくいかないケースが多いと言われています。
感情任せで中途半端に手を出す人もいれば、得意なジャンルに絞って明確なルールをつくる人もいます。
想定外のことが起きることを想定しておけるかどうかが、勝てる投資家になるための第一歩かもしれません。
FX口座を開設するならどこがいい?
FX口座を開設する時は、以下の条件のように自身にとって最適なFX会社を選んで組み合わせることが大切になります。
FX口座の開設目的 | おすすめの会社の特徴 |
短期取引 | スプレッドの狭い会社、約定力の高い会社 |
長期取引 | スワップポイントが高い会社 |
物色売買 | 通貨ペア数の多い会社 |
情報収集 | 情報量が多い会社、チャートが見やすい会社 |
自動売買 | 自動売買可能な会社 |
少額取引 | 取引通貨単位が1,000通貨以下の会社 |
自身の目的を達成できそうな優位性の高い会社を選ぶようにするようにしましょう。
FX投資のやり方や元手いくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。
FXは生活に支障が出ないお金や最悪無くなってもよいと思えるお金で行いましょう。
FX口座開設の審査基準
FX口座開設の審査基準は基本的に非公開になっています。
しかしながら、最低限満たしておかないと審査に通過できない一般的な基準はネット等で調べれば色々出てきます。
それらの全体的な審査通過基準をまとめてみましたので参考にしてください。
ポイント
- 年齢(20歳以上80歳未満であること)
- 自身の名義で申請していること
- 嘘を書かないこと
- 申請内容と本人確認書類を一致させること
- ある程度の金融資産を保有していること
- 安定した収入源があること
- 年収と投資可能額のバランスを整えること
- 日本に住んでいること
- 身内に証券会社等の関係者がいないこと
上記の基準を満たしていない場合は、FXの口座開設基準に落ちる可能性が高くなります。
それぞれのFX会社によって特徴的な審査基準がある場合もありますが、まずは上記の基準は最低限満たしておきましょう。
FX口座開設はポイントサイト経由で申し込むことで高額ポイントをゲットできます。
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FXのリスクオン・リスクオフまとめ
相場がリスクオンムードの状態は、投資に向いている資産が買われて、資金調達に向いている資産や価値の保存に向いている資産が売られる傾向があります。
相場がリスクオフムードの状態は、損失リスクを避けて比較的安全資産とされている国債などの資産に資金を振り替える動きが見られます。
相場全体のリスクオン・リスクオフを理解しておくことで、無駄な損失を避けて大きな利益を得るチャンスが広がります。
世界政情や経済状況の不確実性が高まっている時は、リスク資産を手放して相場が落ち着くまで静観することも重要です。