セミリタイア雑談

【働きすぎ?】週5勤務の疲れが2日で取れるわけない場合の解決の方法

週5日間も会社に拘束されるのが辛い…解決方法を教えて

 

「週5の疲れが…2日で取れるわけない…」とは、イラストレーターのフナカワさんが「会社員だった頃に思っていた事」をツイッターで発信したものです。

 

会社に雇用されている人々は、基本的に通常5営業日と2休暇日を繰り返します。

 

5日働いて2日休むことになるため計算上では3日間の疲労が蓄積されていき、回復が追いついていない人も多いのではないでしょうか。

 

管理人
週5勤務の疲れが2日で取れるわけない場合の解決方法を紹介していきます!

 

週5勤務がきついのは普通

 

Twitterでは「週5の疲れが…2日で取れるわけない…」に共感の声が殺到しています。

 

週5勤務がきつい

  • 精神的な緊張が肉体的な緊張よりも重い
  • 1日8時間は働きすぎ
  • 今月まだ2回しか休んでない
  • 働きすぎて心身がもたない

 

5日間連続で働くのは精神的にも肉体的にもきつく、この仕組みを普通にしている世の中が普通ではないのかもしれません。

 

サザエさん症候群とは

サザエさん症候群とは、テレビでサザエさんが放送される日曜日の夕方から、明日からまた会社に行って仕事をしなければならないという現実に落ち込んでいる状態のこと。

 

とくに若い社会人ほど症状が強く表れる傾向があり、現実に引き戻す憂鬱な気分が押し寄せてきます。

 

注意

「つらい時の乗り越え方」「幸せとは」という検索ワードが日曜日の午後6時以降に増加する

 

日常生活に支障をきたすほどの症状が出るわけではありませんが、心理的に不安定になりすぎると食欲がなくなったり頭痛がおこる場合もあるので注意が必要です。

 

働きたくないでござるの意味・元ネタ

『働きたくないでござる』とは、働かずに遊んで暮らしたい!という魂の叫びのような気持ちを意味しています。

 

『働きたくないでござる』の元ネタは、ふたば☆ちゃんねるという画像投稿サイトにアップされたパロディのコラージュだと言われています。

 

るろうに剣心という漫画のワンシーンのセリフを変えたものがネット上にアップされたことで、働きたくないでござるというセリフが広まったようです。

ニコニコ大百科

 

るろうに剣心

働きたくないでござる!!絶対に働きたくないでござる!!!

 

時代劇などに出てくる侍のような言い回しになっているのは、語源が時代もの漫画のパロディであったことが理由です。

 

働かないおじさんの特徴

近年、社会問題になっている「働かないおじさん」の特徴は以下の通りです。

 

注意

  • 仕事ができない
  • 休憩が多い
  • ボーっとしている
  • 無駄話をしている
  • 忙しいふりをしている

 

「働かないおじさん」は全員が全員同じわけではないですが、共通の特徴が上がることが多いです。

 

日本は海外と比べると簡単に解雇されませんが、度が過ぎると会社側からクビを通告されます。

 

週5勤務は誰が決めた?

有名な自動車メーカーであるフォードの創設者ヘンリー・フォードが、世界で初めて週休2日制を導入したと言われています。

 

ヘンリー・フォード

工場労働者には1926年の5月1日から、事務員には同年8月から1日8時間・週5日の40時間労働制を導入

 

フォードでは、休暇制度だけではなく賃金制度の見直しも行われたため、従業員の離職率が低下や生産性の向上され、Win-Winの関係が構築されたようです。

 

フォードの動きを受けて多くの製造業が週休2日制に移行し、他業種にも広まっていきました。

 

働き方改革とは

 

厚生労働省が2019年に発表した内容によれば、働き方改革とは『働く人々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにする為の改革』とされています。

 

「働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。」

引用元::首相官邸「働き方改革の実現」

 

2020年から大流行した新型コロナウイルスの影響により、今までの働き方が大きく見直されてきています。

 

これからは今まで以上に、働き方に多様性や柔軟性を求める傾向が出てくるのではないでしょうか。

 

働き方改革の項目7つ

働き方改革は大きく7つの項目に分かれており、それぞれの達成に向けた取り組みがされています。

 

ポイント

  1. .長時間労働の是正
  2. 雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保
  3. .柔軟な働き方ができる環境の整備
  4. 賃金の引き上げ
  5. ダイバーシティの推進
  6. 再就職支援や人材の育成
  7. ハラスメントの防止対策

 

働き方改革が進んでいくことによって、誰もが働きやすい環境が整えられてくるのではないでしょうか。

 

松下電器が週休2日制を導入

現在のパナソニックである松下電器産業が、日本で初めて週休2日制を導入したとされています。

 

松下電器の創業者である松下幸之助氏がアメリカを視察したときに、すでに週休2日制を導入しているアメリカが日本よりも収益を上げていることに感心したことがきっかけである模様。

 

松下幸之助氏

海外企業との競争に勝つために能率を飛躍的に向上させる手段として週休2日制を導入

 

日本では1980年後半から会社や学校で週休2日制が浸透していきました。

 

週休3日制はいつから?

日本政府が閣議決定した【骨太の方針2021】で、週休3日制を促進していくための制度を後押ししていくことが盛り込まれました。

 

実際に週休3日制が義務化されるのはまだまだ先だと思われますが、すでに導入が決定されている企業も一部あります。

 

週休3日制導入企業

  • 株式会社みずほフィナンシャルグループ
  • 日本マイクロソフト株式会社
  • ヤフー・ジャパン
  • 等々

 

どのような週休3日制ルールを設定するかは導入企業によりますが、自由時間が増える一方で給料が下がることもありえます。

 

給料が上がらない理由

 

企業が会社員を雇う理由は『企業の営利活動の存続のため』であり『会社員をお金持ちにする』ためではありません。

 

企業を存続させるために会社員を雇っているだけであるため、できるかぎり人件費を抑えたいと考えるには至極当然。

 

国が会社側に課しているのは『最低賃金以上は払いなさい』というだけで、それ以上の額を払う義務はないのです。

 

注意

労働者の給料を上げる義務は会社側に課せられていない

 

会社にとっては人件費も機械代も会社をまわすために必要な経費でしかないため、会社はできる限り経費を削減し利益を増やそうとするものです。

 

会社は会社の存続を第一にしているがために、高給取りは雇止め候補に挙がりやすくなっています。

 

日本人の30年間の平均年収

国税庁の『令和2年分民間給与実態統計調査』によると、1年を通じて勤務した給与所得者数は5245万人で平均給与は433万円である模様。

 

国税庁「民間給与実態統計調査」より

 

年収400万円台といっても、1989~2007年までは400万円台後半を推移していますが、リーマンショック後の2009年以降は400万円台前半まで下落しています。

 

日本人の平均年収は30年間上がっていない…むしろ下がっているということです。

 

給料が高い職業ランキング

厚生労働省平成29年 賃金構造基本統計調査に掲載されている、平均年収が高い職業ランキングは以下の通りです。

 

メモ

  • 1位:医師 / 1,197万円
  • 2位:航空機操縦士 / 1,191万円
  • 3位:大学教授 / 1,050万円
  • 4位:公認会計士・税理士 / 1,042万円
  • 5位:弁護士 / 1,028万円
  • 6位:大学准教授 / 861万円
  • 7位:記者 / 822万円
  • 8位:不動産鑑定士 / 777万円
  • 9位:歯科医師 / 756万円
  • 10位:大学講師 / 708万円

 

専門的な知識な能力が必要な職業は高年収である傾向が高いです。

 

日本人の平均年収は約400万円だと言われているので、大体2~3倍くらいもらっていることになります。

 

転職はおすすめできない

ネットで検索をすると、週5日間も働きたくない人に対して転職をオススメしてくるサイトが散見されます。

 

『転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することで本当にやりたい仕事を見つけることできます!』的な記事を散々目にしてきたと思います。

 

そのような記事に踊らされて、安易に仕事を辞めたり転職をしてはいけません。とりあえず今の職場にしがみつきましょう。

 

注意

会社員の正規雇用は週5日間勤務の8時間労働が大原則になっているため、フルタイムで働きたい人にとってはどこに転職しても根本的には解決しない

 

週3・4日勤務の会社に転職できる超優秀な人は、そもそも何をやっても上手くいくので悩みのベクトルが違います。

 

管理人
ハローワーク(職業安定所)で求人情報をチェックしてみてください。ロクな求人が無いことが分かると思います

 

お金を稼ぐ方法

 

週5日も働きたくないのであれば、会社の給料以外の収入源をつくることをおすすめします。

 

同じ仕事に週5日取り組むよりも、週4日取り組む方が生産性が高くなるという研究報告もあります。

 

それに加えて、現在はコロナ不況によって経済的余裕もなく、物理的な移動もしにくくなっているのではないでしょうか。

 

会社の給料以外の収入源をつくることができれば、会社に命を握ら続ける状態から脱出することができます。

 

収入源の分散

収入源を会社に集中させておくことは今後の生活を考えると危険でしかない

 

FX投資のやり方やいくらでどれくらい稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。

 

FXトレードは最悪無くなっても生活に支障が出ない余剰資金で行いましょう。

 

週5日拘束されるのが辛い

給与額は個人の頑張りや成果で決まるものではなく、その給与額で働く人がいるかどうかで決まります。

 

会社側にとって社員は、替えがきく利益を出すために必要なコマでしかありません。

 

そのような理由から、週5日間も会社に拘束されるのが辛いのは当たり前ですし、そのままのスタイルで仕事を続けても解決することはないと思われます。

 

頑張っているのに給料が上がらない!という不満は一旦心の中にしまい込んで、その気持ちをバネにして副業や投資などに精を出すと報われるかもしれません。

-セミリタイア雑談