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FX証券会社の口座開設審査に落ちる原因とは
FXトレードを始めるには、FX証券会社の口座を開設する必要があります。
証券会社の口座を開設するには、それぞれの会社の審査基準を満たさなければいけません。
口座を開設する時に審査が行われる理由は、第三者によるなりすましを防いだり、トレーダー自身の年収や収入に釣り合っていない大金をFX取引に投じないかをチェックするためだと言われています。
ある一定の基準を満たしていれば審査に落ちることは無いのですが、明確な審査基準は基本的には非公開になっています。
このページでは、口座開設の審査に落ちる原因と審査に落ちにくくなる条件や注意点を紹介していきます。
証券口座開設の審査に落ちてしまった人や、これから申し込むことを検討している人は参考にしてみてください。
FX口座開設に必要なもの
FX口座を開設する前に用意するもの・必要なものは以下の通りです。
用意するもの・必要なもの
- パソコンまたはスマホ
- メールアドレス
- 本人確認書類(顔写真付き)
- マイナンバーカード(通知カード)
近年はパソコンやスマホで申込確認手続きが行えるFX会社が大半であるため、必要なものを事前に用意しておけばスムーズです。
FX口座開設の審査基準は非公開
どの証券会社の口座を開設する場合でも、基本的には審査に通過する基準のようなものは非公開になっています。
審査基準は非公開
嘘をついてでも審査を通過しようとする人が出てくるため、審査が無意味になってしまうのを防ぐ意味合いがある
投資に回せるお金が無い人や安定した収入源が無い人を通してしまうのは、トレーダーにとってもFX会社にとっても良くないことだと判断した結果だと思われます。
基本的には審査基準は非公開になっていますが、最低限満たしておきたい一般的な基準というものはあるので、まずはそれらの特徴を確認していきましょう。
口座開設に通過するための審査基準とは
FX口座開設の審査基準は非公開になっていますが、最低限これくらいは満たしておかないと審査に通過できない一般的基準はネット等で調べれば色々出てきます。
というわけで、それらの全体的な審査通過基準をまとめてみましたので参考にしてください。
審査通過基準
- 年齢(20歳以上80歳未満であること)
- 自身の名義で申請していること
- 嘘を書かないこと
- 申請内容と本人確認書類を一致させること
- ある程度の金融資産を保有していること
- 安定した収入源があること
- 年収と投資可能額のバランスを整えること
- 日本に住んでいること
- 身内に証券会社等の関係者がいないこと
上記の基準を満たしていない場合は、FXの口座開設基準に落ちる可能性が高くなります。
それぞれのFX会社によって特徴的な審査基準がある場合もありますが、まずは上記の基準は最低限満たしておきたいところ。
虚偽記載をしてもFX会社にバレることはほぼ無いようなのですが、絶対にバレないという保証は無いので止めておきましょう。
無職やフリーターでも審査を通過できる?
絶対とは言い切れませんが、無職やフリーターの人でもFX口座開設の審査に通る可能性はあります。
上記の最低限満たしておきたいことリストに『安定した収入源があること』と記載しましたが、それは会社員でなくてもOKです。
『安定した収入源があること』が無い場合でも『ある程度の金融資産を保有していること』の条件を満たしていれば審査に通りやすくなるようです。
お金を稼ぐためにはお金が必要
会社員の場合は年収200万円以上・無職やフリーターの場合は資産100万円以上はクリアしておきたい
安定した収入源(年収200万円以上)がなくても、資産をある程度(金融資産100万円以上)保有していれば口座開設が有利になります。
口座開設審査のかかる日数
ほとんどのFX会社では最短翌日に口座開設が可能です。
FX以外にCFDやETFを取引できる証券口座は、FX専用口座と比べると審査日数は長くなります。(1週間~)
土日は証券会社自体が休みになっていることが多く、最短翌日に口座開設が完了する証券口座であっても2・3日はかかる可能性があります。
口座開設が完了した後に、必要書類が送付されてくるまでさらに2・3日かかると思われるので、トータルで1週間くらいは見積もっておきましょう。
年収と投資可能額のバランスを整える
ネットでFX口座を開設する時に、自身のプロフィール等を書きこんでいく必要がありますが、その際に『投資可能金額』を記入する項目があります。
この項目は審査通過するために非常に重要で、年収と投資可能額のバランスが整っているかの判断材料になります。
トレーダーが無謀かつ危険なトレードをしないのかをチェックするための項目で、投資可能金額を年収または貯金額の半分以下にしないと安全な投資とは判断されません。
重要
投資可能金額項目は年収または貯金額の半分以下にしておくべき
たとえば1,000万円の貯金があったとしても、投資可能金額を700万円以上にしてしまうと審査に落ちてしまう可能性があります。
年収300万円の会社員(貯金が無い場合)は、投資可能金額を200万円以上にすると危険だと判断されます。
FX口座開設審査に落ちた場合の対策
対策と言っていいのかどうか意見が分かれるかもしれませんが、証券口座開設の審査に落ちた場合の解決策を挙げます。
審査に落ちたらどうする?
- 貯金または年収を増やす
- 記入誤りがないか再確認する
- 別の証券会社で口座開設する
- 投資方針を見直す
安定した収入源または100万円以上の余剰資金を保有することは最低限クリアしておかないと、証券会社の口座を開設することはほぼ不可能。
その条件を満たしていない場合は、まずはお金を貯めましょう。
口座開設時の記入事項に『投資可能金額』的なものがあるので、そこには資産または年収の半分以下の金額を入力または選択しましょう。
会社やアルバイト等の面接時のように、1社だけ受けるのではなく複数社を受かるまで受けるのも手段です。
守秘義務違反の観点からFX会社同士で情報共有はない模様。
審査に関するよくある質問
FX口座開設の審査に関するよくある質問と回答は以下の通りです。
よくある質問
- ブラックリストでも審査に通る?
- マイナンバーカードは必要?
- 複数のFX会社で口座開設できる?
- スマホだけでFX取引できる?
- 口座開設や口座の維持は無料?
- 審査に落ちたFX会社に再度申し込める?
よくある質問に対する回答は以下の通りです。
回答
- 信用情報をチェックしないためブラックリストでも口座開設できる
- マイナンバー記載の通知カードや住民票があればマイナンバーカードは必要なし
- 同時に複数の会社の口座開設を申請しても問題なし
- パソコンがなくてもスマホだけで口座開設・トレード等が可能
- 口座開設・維持に費用がかかるFX会社はほとんどなし
- 一度審査に落ちた後でも再度申請して通る可能性がある
FX初心者が絶対やってはいけない失敗パターン
FX口座を開設する前に、FX初心者が絶対やってはいけない失敗パターンに目を通しておいてください。
失敗パターン
- 専業で稼ごうとする
- フルレバ投資をする
- 損失を取り戻そうとする
- 無策でナンピンをする
- 値ごろ感で注文する
- 聖杯を探そうとする
- 他人に依存する
FXは決して簡単に稼げるようなものではないという認識を持ち、最悪無くなっても生活できる余裕資金のみでトレードをするようにしましょう。
失敗パターン7選
おすすめFX会社
FXスワップポイント投資をする際は、スワップポイント付与額が高く設定されている【ヒロセ通商】がオススメです!
FX自動売買投資をする際は、細かいところまで設定が可能な【インヴァスト証券】がオススメです!
FX裁量トレードをする際は、スプレッドが狭く設定されている【トレイダーズ証券】がオススメです!
オススメFX口座
- スワップ狙い:ヒロセ通商
- 自動売買取引:インヴァスト証券
- 取引コスト小:トレイダーズ証券
FX投資でいくら稼げるかは、別ページで解説・実践しているので参考にしてみてください。
FXトレードは最悪無くなっても生活に支障が出ない余剰資金で行いましょう。
さいごに
このページでは、FX口座開設の審査に落ちた原因と、今後の審査に落ちにくくなる条件を紹介しました。
安定した収入源がなくても、ある程度の金融資産(貯金等)があれば口座を開設することができる証券会社が多いようですね。
どれだけ金融資産を保有していたとしても、FX投資にフルスロットルする人だと判断された場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。
ある程度のお金を貯めて、投資方針を整えてから証券口座を開設するようにしましょう。